七夕は古くは「七日の御節句」といい、宮廷に「索餅」が献上されていました。索餅は現在の「素麺の原型」ともいわれ、素麺よりも太く、縄のようによじり合わせて作られていた麺です。その縄のような形状から、和名では「無木奈波(むぎなわ)」「麦縄(むぎなわ)」とも呼ばれています。小麦粉・米粉・塩で作られる麺で、豊富な糖質とたんぱく質がエネルギー源となり、消化器系を丈夫にする働きに優れています。カルシウムも豊富に含まれ、精神安定にも有効です。
ヨーグルトは原料の牛乳が持つ栄養成分をそっくり持ち、さらに乳酸菌によってたんぱく質や脂肪が分解されているため、牛乳よりも消化吸収に優れているという利点を持っています。粒マスタード・カレー粉・ブロッコリーと食べ合わせると抗酸化力が高まり、抗がん作用が期待できます。エビ特有の甘みは遊離アミノ酸のグリシンやベタインで、血中コレステロールを低下させる働きを持っています。
小ねぎの青葉の部分はカロテン、ビタミンC、カリウムなどを豊富に含んでいます。イカに多く含まれるタウリンは強い抗酸化力とコレステロールを下げる働きを持っています。きくらげは血液浄化作用に優れており、イカ・ねぎ・きくらげを一緒に取ると、血栓予防に有効な食べ合わせになります。オリーブ油とワインビネガーがその働きをさらに高めます。
ブロッコリースプラウトには、体内に備わっている解毒酵素を活性化させて発がん物質の働きを抑える働きを持つ「スルフォラファン」という物質が、ブロッコリーよりも多く含まれています。海苔、たまねぎ、ホールコーンと食べ合わせると、シミやそばかすなどの予防、便秘予防に優れた効果を発揮します。カロテンやビタミンCもタップリ取れます。
油揚げはアミノ酸バランスに優れたたんぱく質と脂質を含んでおり、鶏肉と一緒に取ると体力が強化される食べ合わせになります。油揚げには不飽和脂肪酸のリノール酸やビタミンEが多いため、ごまをプラスすると、コレステロール低下や老化防止に働きます。せりでカロテンとビタミンCを補います。
