ブロッコリーとサイコロステーキの温野菜サラダ
ブロッコリー・じゃがいも・にんじんはカロテン・ビタミンC・カリウム・食物繊維などの豊富な野菜で、アミノ酸スコア満点の牛肉と一緒に取ると、体力が強化されて免疫力が高まり、老化予防にも有効な食べ合わせになります。消化酵素を含んだ大根おろしとわさびをプラスして消化吸収を高めます。
11月の大気は冬の気配が濃厚です。朝晩の冷え込みはさらに厳しくなり、冬の準備の助走期間を迎えます。この時期には体内を温める食べ物をしっかり取り、呼吸気管の保護に努めることが大切です。乾いた空気は肺などの呼吸気管を直撃しやすく、免疫力が低下すると風邪をこじらせ肺炎に…という状況になりかねません。滋養豊かな食材で免疫力を強化しましょう。
11月は胃腸の働きを高め、体を温める根菜類がますますうまみを増してくる嬉しい季節です。ゼラチン質の多い魚介類や鶏の手羽先などの動物性たんぱくを上手に組み合わせて、免疫力を強化し秋の冷気に負けない体力をつけましょう。
ブロッコリー・じゃがいも・にんじんはカロテン・ビタミンC・カリウム・食物繊維などの豊富な野菜で、アミノ酸スコア満点の牛肉と一緒に取ると、体力が強化されて免疫力が高まり、老化予防にも有効な食べ合わせになります。消化酵素を含んだ大根おろしとわさびをプラスして消化吸収を高めます。
ブロッコリーはキャベツの仲間で茎部分にも栄養成分がたっぷり含まれています。ビタミンCとカロテンが豊富で、コラーゲンがたっぷりの鶏手羽先と一緒に取ると、美肌を作る美容スープになります。ブロッコリーに含まれるがん抑制に働くスルフォラファンは熱に強いのですが、ビタミンCは熱に弱いので茹ですぎには注意しましょう。
セロリとりんごの豊富なビタミンCと食物繊維がたっぷり取れるサラダです。セロリ特有の香り成分セダノリッドやセネリンは精神安定や食欲増進などに有効で、りんごのポリフェノール、ドライベリー類や松の実のファイトケミカル(植物の持つ抗酸化力)と一緒に取ると、コレステロール低下、便秘、高血圧、糖尿病など予防に優れた食べ合わせになります。
セロリはビタミン類やミネラル類を多く含み、特にカロテンやカリウム含有の高い野菜です。セロリとにんじんのカロテンは油で炒めることで吸収率がアップし、高い抗酸化力を発揮します。にんにくとしょうがの抗酸化力がプラスされることで、がんや老化防止に有効な食べ合わせになり、豆板醤の辛みが効いたダイエットにも向く一品です。
良質なたんぱく質と脂質、ビタミンAやEを豊富に含むブリは粘膜を丈夫にし、老化を防ぐ魚です。ベーコンやチーズの動物性たんぱく質がプラスされることで栄養価がさらに高まります。ごぼう・ブリ・ベーコン・チーズを一緒に取ると、ごぼうに含まれる解毒作用を持つリグニンと豊富な食物繊維が、余分な脂質を体外に排出しコレステロール低下や動脈硬化予防などに有効な食べ合わせになります。トマトのリコピンが抗酸化力をさらに高めます。
ごぼうと牛肉の組み合わせは、牛肉の栄養素をプラスに働かせる賢い食べ方です。牛肉は良質なたんぱく質や脂質を含む栄養価の高い肉ですが、脂質は飽和脂肪酸のため取り過ぎには注意が必要。しかしごぼうの食物繊維が牛肉の脂質をからめ取り、体外に排出して体内での蓄積を防いでくれるため、心配することなく取ることができます。玄米をプラスしてビタミンB群を補い、体内の過酸化脂質を防ぎます。
カリフラワー・ゆで卵・ベーコンを一緒に取ると、良質なたんぱく質や脂質、ビタミン類やミネラル類がバランスよく取れ、さらに、抗酸化力の高いにんにくやパセリを加えることで、免疫力が高まり体力強化に優れた食べ合わせになります。パセリのビタミンCは加熱に弱いので最後に入れると、無駄なく取り入れることができます。
カリフラワーはブロッコリーが突然変異して誕生したといわれ、別名「花キャベツ」とも呼ばれています。血管強化に働くビタミンCを多く含み、ビタミンCは加熱による紛失率が少ない優れもの。サーモンのピンクの色はアスタキサンチンと呼ばれるカロチノイド色素で、体内でビタミンA効果を発揮します。カリフラワー・サーモン・しめじは抗酸化力の高い美肌やダイエットにも有効な食べ合わせで、カリフラワーが含有するビタミンB1と酢が一緒に働き、疲労回復にも効果があります。
サンマに含まれる良質な不飽和脂肪酸は、血栓を防ぐEPA(イコサペンタエン酸)や脳の老化を予防するDHA(ドコサヘキサエン酸)です。これら脂質は特に旬のサンマに豊富に含まれ、炊き込みごはんにすると脂質を無駄なく取り入れることができます。古代米は野生種の特徴を持った抗酸化力の高い米で、ミネラル含有に優れています。サンマ・古代米・にら・ごまを一緒に取ると、抗酸化力が高まり、老化防止が期待ができる食べ合わせになります。