焼き海苔のサンドイッチ
カロテンとビタミンCが豊富な海苔、アミノ酸バランスに優れたチーズやマヨネーズを一緒に取ると、粘膜が強化されて血や肉が作られ、美肌や体力強化の食べ合わせになります。紅鮭の赤い色はアスタキサンチンというカロチノイド色素で、含有する脂質は不飽和脂肪酸のDHA。高い抗酸化力を持ち、細胞の酸化を防ぎ、抗がん作用に働きます。
3月は春のスタート月です。山野では苦みを持った山菜があちこちで顔を出してきます。春ならではのこれら苦みを持つ植物は、寒い冬の間に、私たちの体に溜まった老廃物を外に排泄してくれる働きを持っています。体の熱を冷まして胃腸を整え、利尿便通の効果に優れた山菜を積極的に取り入れ、新陳代謝を高めて体の中からスッキリしましょう。
また、春はお花見の季節。桜の花や葉に含まれる香り成分のクマリンは、気分を和らげて高め、食欲を増進させる効能を持っています。桜の持つ薬効を浴びてみてはいかがでしょうか。
カロテンとビタミンCが豊富な海苔、アミノ酸バランスに優れたチーズやマヨネーズを一緒に取ると、粘膜が強化されて血や肉が作られ、美肌や体力強化の食べ合わせになります。紅鮭の赤い色はアスタキサンチンというカロチノイド色素で、含有する脂質は不飽和脂肪酸のDHA。高い抗酸化力を持ち、細胞の酸化を防ぎ、抗がん作用に働きます。
海苔の食物繊維とアサリのタウリンが、血液中の余分なコレステロールを取り除き、血液をサラサラにして動脈硬化などの生活習慣病の予防に働きます。しょうがの辛み成分が胃液の分泌を促し、食欲を増進させます。アサリのビタミンB12は貧血を予防し肝臓を強化するので、悪性貧血気味の人にはおススメです。海苔の香ばしさは血流促進に働きます。
豊富なビタミンCを含有する煎茶と、ビタミンB群が豊富なワカサギは、健康な美肌を作るのに効果的な一品です。梅干、煎茶と殺菌作用の高い食材を組み合わせて、風邪の予防や食中毒の感染を防ぎ、それぞれが持つ抗酸化力が細胞の酸化を防ぎます。カルシウムも豊富なので、イライラを防ぎ精神も安定する一品です。
ワカサギの動物性たんぱく質はアミノ酸バランスに優れ、おからの植物性たんぱく質と一緒に、血や肉を作り、脳の働きを活性化させて筋肉を丈夫にし、病気や怪我に対する免疫力を高めます。おからの食物繊維とねぎのヌメリは腸の働きを高めて便秘予防に有効に働きます。酢を加えることでワカサギ特有のにおいがまろやかになり、栄養成分が吸収されやすくなります。
小松菜は緑黄色野菜を代表する野菜です。豊富なカルシウムが骨や歯を丈夫にし、精神安定にも有効に働きます。同様にカルシウムが豊富なきな粉や牛乳が、その効果をさらに高めます。カロテン、ビタミンCなどが無駄なく取れるため、風邪の予防に効果的で、がん予防も期待できます。小松菜のビタミンCは生食することで無駄なく取り入れることができます。
油揚げは大豆から作られる豆腐と同様の栄養素を持っています。主成分は良質なたんぱく質と脂質で、豊富なリノール酸は血中コレステロール値低下の働きを持っています。わらび、油揚げ、昆布に含まれる食物繊維には血中コレステロール値低下、腸内の有害物質排出などの働きがあり、わらびと油揚げの煮物は脂質異常や便秘予防に有効な食べ合わせです。うずらの卵は5個で鶏卵の1個分の栄養価に値する優れものです。
でんぷんを分解するジアスターゼやアミラーゼを含んでいるやまいもは、一緒に食べたものの消化吸収を高めるため、滋養強壮に優れた効果を発揮し、生食だとさらにその効果が高まります。わらびのビタミンB1分解酵素の働きは加熱により効力を失うので、ゆでたわらびの薬効は米の糖質を分解してエネルギーに変え、疲労感や倦怠感回復に働きます。