ふき味噌

ふきのとうと甘味噌を練り合わせて作るふき味噌は、ほどよい苦みを持ったこの季節ならではの一品です。ふきのとうの特有の苦みはフキノール酸やケンフェノールなどのポリフェノール類で、フキノール酸は、血中ヒスタミンの働きを抑え、花粉症に効果があるといわれています。黒ずむのは豊富に含まれているポリフェノールのため。冷蔵庫に入れておけば、約1ヶ月は保存が可能です。

ワカメとジャコの卵焼き

ワカメは水分代謝に有効な海藻で、ジャコは良質な脂質やカルシウム・ビタミンDを豊富に含む魚です。ワカメ・ジャコ・卵を一緒に取ると、カルシウムがたっぷり取れ、骨粗鬆症や精神安定に有効な食べ合わせになります。

レーズンとにんじんの卵焼き

レーズン・にんじん・卵は抗酸化力の高い食べ合わせです。レーズンとにんじんの食物繊維が腸内環境を整えてコレステロール値低下に働き、体の生理機能を整えて免疫力強化に有効に働きます。

煮豆入り卵焼き

豆はマメ科植物の種子で、大豆・いんげん豆・小豆などがあり、糖質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維を含む健康食品です。完全食品といわれる卵と一緒に取ると、植物性と動物性のたんぱく質を取ることができ、さらに卵に足りない食物繊維が補われるため、滋養に優れた栄養食になります。健脳効果にも優れています。

漬け物とあさつきの卵焼き

漬物とあさつきで作る卵焼きは、完全食品といわれる卵の足りない栄養成分を補う食べ合わせです。食物繊維やビタミンC、乳酸菌などを取ることができ、腸内環境が整い便秘解消に有効で、美肌効果も期待できます。

しいたけ昆布

しいたけは強力な抗ウイルス性や抗がん作用を持つきのこで、ビタミンDは造骨に働きます。昆布は「海の野菜」と呼ばれるようにミネラル類を豊富に含んでいます。しいたけ・昆布・松の実を一緒に取ると、豊富な食物繊維がコレステロール値低下に働き、骨粗鬆症の予防や抗がん作用に有効な食べ合わせになります。

パセリと新じゃがの塩・こしょう和え

春先に出回る新じゃがは、水分が多く小粒で皮の薄いのが特徴です。じゃがいもの栄養素は皮に近い部分に多く、皮にはクロロゲンという成分が含まれています。クロロゲンは細胞の突然変異を予防する働きを持っており、高い抗酸化力を持つパセリのβ‐カロテンと一緒に取ると、抗がん作用が期待できる食べ合わせになります。

パセリと豚肉のにんにく炒め

パセリ特有の香りは口臭予防に有効なので、パセリたっぷりの料理はおべんとうに向く一品です。最後に加えてさっと加熱することで、豊富に含まれるビタミンCの損失を防ぎます。パセリとにんじんのβ‐カロテンと豚肉のビタミンAが粘膜を強化して美肌を作ります。

ベーコンと枝豆の卵焼き

枝豆は大豆の未熟な実で、大豆と似た栄養成分を含有しています。ビタミンB群・カルシウム・鉄分を豊富に含み、卵やベーコンと一緒に取ると、栄養バランスが高まり、免疫力が強化される食べ合わせになります。

アボカドと海苔のしょう油和え

わさび醤油で食べると味や食感がマグロに似ているといわれるアボカドは、和食の食材と相性のよい果物です。アボカドに含まれる必須アミノ酸のトリプトファンは成長期に欠かせない成分で、精神安定に働くセロトニンを作る働きを持っています。カルシウム含有の高い海苔と一緒に取ると、精神安定効果がさらに高まる食べ合わせになります。