きのこのマリネ

きのこ・トマト・オリーブ油は、きのこの持つ免疫調整力と豊富な食物繊維、トマトのビタミンC、オリーブ油のビタミンEの働きで、免疫力が高まって炎症が抑えられる食べ合わせになります。ぜんそくの症状によりレモン汁や酢の量を減らしてください。たまねぎとパセリでビタミンCをプラスします。

しいたけとお麩のシラス入り卵とじ

しいたけは強力な抗ウイルス・抗がん作用を持ち、造血作用に働くビタミンB12、造骨作用に働くビタミンDを含有し、免疫力調整に働くきのこです。麩は小麦粉を原料に作られる消化吸収に優れた栄養食品で、小麦グルテンに含まれるグルタミンには免疫機能の低下を防ぐ働きがあります。そのため、しいたけと麩を一緒に取ると、免疫力が高まる食べ合わせになります。卵でビタミンA・E、シラス干しで食物繊維をプラスして、炎症抑制効果を高めます。

ドライフルーツおこわ

ドライフルーツに含まれる豊富な食物繊維は、免疫系の働きを高めて抗炎症性を発揮するため、ぜんそく予防が期待できる食べ物です。さらにドライフルーツの抗酸化力が、免疫力強化に働きます。もち米には胃腸をはじめとする消化器系全般を丈夫にし、体内を温める作用もあるので冷え性改善も期待できます。付け合せにはビタミンCが豊富な野菜をどうぞ。

スジョングァ(水正果)

スジョングァは食後の口直しとして人気の高い韓国の伝統的な飲み物です。甘い干し柿と辛みのあるしょうが、シナモンの香りが調和し、体が温まる飲み物です。干し柿とくるみの食物繊維と抗酸化力が免疫力の働きを高め、咳やぜんそくなどの症状緩和に働きます。胃腸の働きも高まる食べ合わせです。

干し柿のゆで卵巻き

柿を干して作る干し柿は、糖分・ビタミンA・食物繊維などの含有量が生柿と比べて倍増し、表面につく白い粉は気管の粘膜を潤す働きを持っています。これらの成分により、干し柿を食べると、炎症が抑えられ、慢性気管支炎の緩和が期待できます。栄養バランスに優れた卵と一緒に取ることで、体力が強化され免疫力の向上につながります。胃腸強化や内臓を温める働きにも優れています。

イワシと乾物のつくね

イワシに豊富に含まれる脂質は、必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)で、EPAには抗ぜんそく効果があります。食物繊維が豊富な切り干し大根、ヒジキ、ホールコーンと一緒に取ると、免疫系の働きが高まり、炎症性疾患抑制に働く食べ合わせになります。糖尿病やがん抑制にも有効な一品です。

そら豆サラダ

そら豆はビタミンやミネラルをバランスよく含み、利尿作用に優れた豆です。トマトや生クリームと一緒に取ると、食物繊維・カロテン・ビタミンC・ビタミンEをバランスよく摂取でき、炎症が抑えられぜんそく症状の緩和が期待できる食べ合わせになります。レタスでビタミンCと食物繊維をプラスします。そら豆のビタミンB群は紫外線にあたると分解してしまうので、購入する時はサヤ入りがおススメです。

呉汁

良質な植物性たんぱく質と脂質を持ち、ビタミンやカルシウム、そして豊富な食物繊維を含んでいる大豆は、生活習慣病の予防に有効な食材です。豊富な食物繊維が腸内環境を高めると同時に、免疫系の働きを強化してぜんそく予防に働きます。生味噌使用の時は、有益な微生物が失われてしまうので、沸騰させないように注意しましょう。

大豆とウナギのキツネ揚げ

大豆は良質なたんぱく質を始めとする各種栄養成分を豊富に含んでいる豆です。ウナギと一緒に取ると、豊富な食物繊維やビタミンA・Eが炎症緩和に働くため、ぜんそくの症状軽減が期待できる食べ合わせになります。植物性と動物性のたんぱく質と良質な脂質が免疫力の強化に働きます。

にじゃ(小豆の煮込み)

「にじゃ」は佐賀県白石、有明地方に伝わる郷土食です。寒い季節にいただくスタミナ食ですが、栄養バランスに優れ免疫力を強化する働きに優れているので、季節を問わずその時に収穫される野菜を使って作ってみてはいかがでしょうか。豊富な食物繊維がコレステロール値を下げて免疫力を強化し、ぜんそく予防に働きます。生活習慣病の予防にも有効です。