マッシュルーム

マッシュルーム
旬の時期
  • 3~6月
  • 11月~12月

はらたけを栽培品種して改良したきのこで、「西洋まつたけ」とも呼ばれています。フランスでは古くから栽培されており、欧米ではポピュラーなきのこです。栽培きのこの中では世界中でもっとも生産量が多く、日本に渡来したのは1920年頃といわれています。白色種、黄色種、褐色種があり、カサが丸くて厚みのあるものが良質で、味は褐色種のものが一番美味です。

ふき

旬の時期
  • 3~5月

キク科の多年草で、全国の山野に自生している数少ない日本原産の野菜。栽培は8世紀ごろに始まったといわれ、冬に黄色い花が咲くことから「冬黄=ふゆき」から「ふき」と呼ばれるようになったといわれています。「春の料理には苦みを添えよ」といわれ、早春に芽を出すふきは、冬の間に蓄積された体内の老廃物を排泄するとして珍重されています。春先に土から顔を出す花蕾がふきのとうです。

パセリ

旬の時期
  • 3~5月

セリ科の一・二年草で、原産は地中海沿岸。紀元前から薬用や香辛料として栽培されてきた古い歴史を持ち、古代ギリシャでは各家庭の庭先に植えられ、食後に噛んで歯を磨いたり、口臭消しなど日常的に使っていたといわれています。日本には18世紀にオランダから伝来したため、別名「オランダゼリ」とも呼ばれています。葉の縮れていないものはイタリアンパセリと呼ばれています。

にら

旬の時期
  • 3~9月

ユリ科の多年草で、一般には東アジアが原産といわれていますが、日本原産という説もあります。古くから栽培されていた野菜で、『古事記』では「加美良(かみら)」、『万葉集』では「久々美良(くくみら)」と呼ばれていました。ひとつの株から何度でも収穫できることから、にんにくに次ぐスタミナ野菜とされ、別名「起陽草」とも呼ばれています。

うど

旬の時期
  • 3~4月 (春うど)
  • 10~1月 (寒うど)

ウコギ科の多年草。野生の山うどと、栽培物の軟化うどがあり、軟化うどは江戸時代に栽培が始まったといわれています。涼しい場所に自生し、ひと夏でグングン成長して2~3mほどの高さになりますが、木ではなく草のため冬には枯れてしまうことから、「なりは大きいが柱には使えない」→「役にたたない」ことを人間に例え、「うどの大木」という言葉が生まれました。

あしたば

旬の時期
  • 3月~10月

セリ科の多年草で、伊豆七島で多く栽培されています。緑黄色野菜の優れた栄養素を持ち、バランスのよい健康野菜として人気があります。若芽を摘んだ翌日にはもう芽が出てくることから「明日葉」と呼ばれるように、実に生命力の旺盛な野菜です。茎や葉を切ると出てくる黄色い液は、明日葉特有のもの。別名ハチジョウソウとも呼ばれています。