甘草
解説
中国北部の半乾燥地帯に自生するマメ科の多年草で、古来より薬草として用いられ、「生薬の王」と称されるように漢方では重要な生薬とされています。中国最古の医薬書『神農本草経』の上品に記載があり、日本には奈良時代に遣唐使によって導入され、植物が渡来したのは室町時代末です。「あまくさ」とも呼ばれるように甘みを持ち、甘味料としても利用されています。
成分
甘み成分はグリチルリチン、ブドウ糖、ショ糖、マンニットなど。サポリンのグリシリンを含んでいる。
調理ポイント
甘さは砂糖の約150倍もあるといわれ、ダイエットに利用するとよい。
お茶にして飲むとおいしい。
甘草茶の作り方
<材料>甘草…10~15本、菊花…2つ、お湯…適量
<作り方>ポットに甘草を入れ、湯を注ぎ、少ししてから湯を捨てる。2回くらい繰り返して甘草を洗う。次に菊花を入れ、同様に洗う。たっぷりと湯を注ぎ、湯飲みに注ぐ。
3杯目や4杯目がおいしく、7~8杯くらいは飲める。
お茶にして飲むとおいしい。
甘草茶の作り方
<材料>甘草…10~15本、菊花…2つ、お湯…適量
<作り方>ポットに甘草を入れ、湯を注ぎ、少ししてから湯を捨てる。2回くらい繰り返して甘草を洗う。次に菊花を入れ、同様に洗う。たっぷりと湯を注ぎ、湯飲みに注ぐ。
3杯目や4杯目がおいしく、7~8杯くらいは飲める。