セージ

sage

解説

シソ科の多年草で、原産は地中海沿岸。ヨモギに似た香りを持ち、ヨーロッパに紅茶が普及する前はお茶として飲まれていました。賢者が人々に伝えた植物といわれ、「Sage=賢者」と名付けられたといわれています。古代ローマから万能薬として珍重され、「庭にセージを植えると不老不死」「5月に食べると長生きする」などのことわざが残されています。日本には1890年ごろに伝来し、薬用として栽培されました。

成分

香りの主成分はツヨン、シネオール。

調理ポイント

ドライハーブは香りが強いので、使う時は生の半量でよい。
肉の臭みを消す効果があるので、肉料理に使うとよい。調理後は取り除く。
ひき肉にドライハーブを混ぜ込んで使うとよい。脂分を取る働きがあり、ソーセージの語源でもある。