いちじく
解説
クワ科の落葉高木で、原産は小アジアやアラビア南部。日本には1630年前後に中国から長崎に渡来したと伝えられています。花が人目に触れないままに実を結ぶため、「無花果」の字が当てられ、一カ月で熟すことから「一熟=いちじく」と呼ばれるようになったといわれています。糖質を豊富に含むことから「知恵の木」と呼ばれ、アダムとイブが食べたのはりんごではなくいちじくだという説もあります。
成分
ブドウ糖や果糖などの糖質を豊富に含んでいる。食物繊維やカルシウムが多く、カリウムも含まれている。たんぱく質分解酵素のフィシンが含有され、葉や茎の切り口から出てくる白い液体にもたんぱく質分解酵素が含まれている。実にはベンズアルデヒドが含まれている。
調理ポイント
たんぱく質分解酵素を含んでいるので、食後に食べると、消化が促進され効果的。
お酒を飲んだ後に食べると、二日酔いになりにくい。
皮をむく時は、バナナのように軸の部分からむくとキレイにむける。果実がかたい時は包丁でむくとよい。
未熟なものは、胃を痛めるので食べない方がよい。
食べ頃は、お尻の部分が裂けそうになり、ヘタの部分まで赤褐色になる頃。
日持ちしないので、早めに食べきるとよい。保存は、ビニール袋に入れて野菜室で保存する。
お酒を飲んだ後に食べると、二日酔いになりにくい。
皮をむく時は、バナナのように軸の部分からむくとキレイにむける。果実がかたい時は包丁でむくとよい。
未熟なものは、胃を痛めるので食べない方がよい。
食べ頃は、お尻の部分が裂けそうになり、ヘタの部分まで赤褐色になる頃。
日持ちしないので、早めに食べきるとよい。保存は、ビニール袋に入れて野菜室で保存する。