ぜんまい
解説
ゼンマイ科の多年草でシダ植物のぜんまいは、日本全土の山すそや沢沿いなどの比較的湿った場所に自生し、わらびとともに春に芽吹く代表的な山菜です。若芽の先がクルクルと円形に丸まった様子が、丸いお金のように見えることから、「銭巻き」が転じてぜんまいと呼ばれるようになったといわれています。中国や朝鮮半島など広くアジア東部にまで分布しています。
成分
水分は約91%含まれ、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、リン、銅、マンガンなどのミネラル類と、カロテン、ビタミンK、B1、C、葉酸などのビタミン類を含有している。不溶性の食物センイを多く含有。乾燥させると食物センイが倍増する。
調理ポイント
アクが強いので、必ずアク抜きをしてから調理する。アク抜きの方法:熱湯に重曹を入れてゆで、水にさらす。
クセがないので多様な調理にむく。油と相性がよく、カロテン吸収も高まる。
水煮ぜんまいは、調理前に一度さっと煮るとふっくらしておいしい。
干しぜんまいは、一晩水に漬けてからゆでて戻す。
クセがないので多様な調理にむく。油と相性がよく、カロテン吸収も高まる。
水煮ぜんまいは、調理前に一度さっと煮るとふっくらしておいしい。
干しぜんまいは、一晩水に漬けてからゆでて戻す。