卵がけごはんの日

2005年10月30日、島根県雲南市で開かれた「第1回日本たまごかけごはんシンポジウム」で制定された記念日です。「卵かけごはん」は和食のファーストフードともいえる定番メニュー。卵かけごはん専用醤油の大ヒットで「TKG」と呼ばれるブームを引き起こしましたが、和食の基本の米に卵がプラスされると、アミノ酸スコアが満点になる食べ合わせになります。足りないビタミンCや食物繊維を含んだ食べ物をプラスすると、シンプルで最強のメニューになります。

青じその卵かけごはん

青じその卵かけごはん
たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルを豊富に含む卵は、その栄養価の高さから完全食品と呼ばれています。唯一不足しているのが、ビタミンCと食物繊維。栄養バランスを満点にするため、青じそを加えてビタミンCと食物繊維を補います。青じそ特有の香りには抗菌作用があり、その効能は細く切るほど有効に働きます。

豚そぼろの卵かけごはん

豚そぼろの卵かけごはん
卵のたんぱく質は必須アミノ酸のすべてを含んでおり、アミノ酸スコア満点の食材です。特に穀類に少ない必須アミノ酸のメチオニンが多く含まれているため、ごはんと一緒に取るとアミノ酸組成がより一層高まる食べ合わせになります。豚ひき肉としょうがをプラスすることでビタミンB1の吸収が高まり、疲労回復や倦怠感が予防され、体力強化が期待できます。