下仁田ねぎのぬた

血栓予防に有効
下仁田ねぎのぬた
20
158
2.5
1人分

材料

(4人分)
下仁田ねぎ4本
味噌大さじ4
砂糖大さじ4
大さじ3
練り辛子適量
イカ、マグロ、アオヤギなど好みのもの適量

効能

冷え性、風邪、血栓予防、生活習慣病

作り方

① 下仁田ねぎは外側の汚れを取り、4cmほどのぶつ切りにする。塩を入れた熱湯でさっと茹でてザルに取り、水に漬けないでそのまま冷ます。冷えたら縦半分に切る。
② 鍋にAを入れて弱火にかけ、ぽってりしたかたさになるまで木しゃもじで混ぜ、十分に冷ます。
③ ②に酢を少しずつ加えてのばし、練り辛子を加えて混ぜ合わせる。
④ ③にねぎ、イカやマグロなど好みの魚介を加えて和え、小鉢に盛る。

解説

群馬県下仁田地方が主産地の下仁田ねぎは、普通のねぎに比べて軟白部がもっとも太くて短いのが特徴です。肉質はやわらかく、ほのかな甘みを持ち、味がよいため昔から高品質のねぎとして知られています。この下仁田ねぎで作るぬたは、家庭ごとに混ぜ合わせる食材に工夫があり、ポピュラーな家庭料理として食卓によく登場します。

コメント

ねぎは青い部分にカロテン・ビタミンC・カルシウム・カリウムなどを、白い部分には含流アミノ酸などの薬効に優れた成分を豊富に含んでいるため、新陳代謝を活発にして疲労回復や冷え性予防などに有効に働きます。ねぎを味噌や酢と一緒に取ると、冷え性や風邪の初期症状が改善され、血栓予防に有効な食べ合せになります。イカやマグロをプラスすることで良質なたんぱく質と脂質が補なわれ、遊離アミノ酸の一種であるタウリンが血中コレステロールを下げて動脈硬化や脂質異常などの生活習慣病の予防に働きます。新鮮な白根は中医学では「葱白(そうはく)」と呼ばれ、薬用に使われています。
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