タイ味噌

抗酸化力が高く、脳の活性化にも有効
タイ味噌
40
189
3.2
1人分

材料

(4人分)
タイの身正味200g
赤味噌100g
1/2カップ
砂糖大さじ5

効能

疲労回復、脳の活性化、抗酸化力

作り方

① タイの切れ端や骨についた身を熱湯で茹で、水の中で洗いながら小骨・ウロコ・皮を取る。
② 水気をきり、布きんに包んでよく絞り、鍋に入れて弱火にかけ、箸5~6本で絶えずかき混ぜながら、パラパラになるまで煮る。
③ 一旦火を止め、赤味噌を加え、酒を少しずつ入れながらのばす。
④ 砂糖を加えて火にかけ、木しゃもじで練りながら、ポッテリしたかたさになるまでゆっくり煮る。

解説

徳島県南部の海岸地帯は黒潮が運ぶ海の幸に恵まれている地域です。ここではタイをまず刺身や切り身で食した後、切れ端や骨についた身をキレイに取り、味噌や砂糖を加えてタイ味噌を作ります。タイ味噌はなめ味噌の一種で、そのまま副食用としてもちいられる味噌です。そのまま酒の席に出され、またきゅうりやうどなどにつけて食べられます。タイの他、アカウオやメバルなどでも作られます。

コメント

タイは高たんぱくで低脂肪の白身魚です。味が淡白で消化吸収に優れ、お腹を温めて胃腸を整える働きがあるため、胃腸が弱っている時や体力が落ちている時に最適の魚です。魚介類に含まれる遊離アミノ酸の一種であるタウリンを豊富に含んでいるため、疲労回復作用に優れ、コレステロール低下や脳神経を活発にするなどの働きに優れています。消化吸収に優れビタミン類が豊富な味噌と一緒に取ると、高血圧改善に有効な食べ合せになります。抗酸化力も高く、脳の活性化にも有効に働きます。
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