いもがらとにんにくの白和え
高い抗酸化力が免疫力を強化する
30
255
2.2
1人分
255
2.2
1人分
効能
抗酸化力、免疫力、便秘、コレステロール低下
作り方
① いもがらは水に一晩漬け、2cm長さに切り、米の研ぎ汁で煮る。
② にんじんは皮をこそげ、細切りにし、さっとかために茹でる。
③ 干ししいたけは水で戻し、石づきを取り、かさと軸を細切りにする。
④ いんげんは熱湯で茹で、斜め細切りにする。
⑤ 豆腐はさっと熱湯に通し、布きんに包んで水気を絞る。
⑥ にんにくはすりおろす。
⑦ 鍋に油を熱し、しいたけ、にんじん、いもがらを入れ、Aで味をつける。
⑧ すり鉢に粗く刻んだくるみを入れてよくすり、豆腐を加えてさらによくすり、にんにく、Bを加えすり混ぜる。
⑨ ⑧に⑦の具を入れてよく混ぜ合わせる。
② にんじんは皮をこそげ、細切りにし、さっとかために茹でる。
③ 干ししいたけは水で戻し、石づきを取り、かさと軸を細切りにする。
④ いんげんは熱湯で茹で、斜め細切りにする。
⑤ 豆腐はさっと熱湯に通し、布きんに包んで水気を絞る。
⑥ にんにくはすりおろす。
⑦ 鍋に油を熱し、しいたけ、にんじん、いもがらを入れ、Aで味をつける。
⑧ すり鉢に粗く刻んだくるみを入れてよくすり、豆腐を加えてさらによくすり、にんにく、Bを加えすり混ぜる。
⑨ ⑧に⑦の具を入れてよく混ぜ合わせる。
解説
秋田県雄勝町(現湯沢市)で、冬に町内で行われる内神様のお祭りや、観音祭りに作られる伝統的な郷土料理です。内神様のお祭りでは「梅なます」と一緒に、生ものが使われない観音祭りでは「神様へのおもてなし料理」として供される料理です。いもがらはさといもの葉柄を干したもので、「干しずいき」とも呼ばれています。特に冬の長い地方で多く生産され、雪深い季節の貴重な保存食品として利用されている食べ物です。
コメント
さといもの葉柄を干して作るいもがらは食物繊維とカリウムを豊富に含んでいる保存食品です。食物繊維が腸内の環境を整えて善玉菌を増やし、コレステロールを排出して糖尿病などの生活習慣病の予防に働きます。にんにくの強い刺激臭は硫化アリルのアリシンで、強い殺菌力を持ち、ビタミンB1の吸収を高めて疲労回復や脳の活性化に働きます。しいたけ・にんじん・いんげん・豆腐・くるみの抗酸化力が免疫力を強化し、高血圧や脂質異常の予防、ダイエット食としても優れています。
●「いもがら」
いもがらはさといもの葉柄(ようへい)を乾燥させたもので、「干しずいき」とも呼ばれています。冬の長い地域で多く生産される保存食品で、熱湯に10分ほど浸けて戻し、煮物・汁の実・五目飯などに利用します。赤柄の方がえぐみが少なく、えぐみを抜くには、唐辛子1~2本を入れた湯でゆでるとよいといわれています。脂肪をほとんど含まず、骨や歯を強化するカルシウム、血圧を下げるカリウム、腸内環境を整えコレステロール上昇を抑える食物繊維などを豊富に含んでいます。
●「いもがら」
いもがらはさといもの葉柄(ようへい)を乾燥させたもので、「干しずいき」とも呼ばれています。冬の長い地域で多く生産される保存食品で、熱湯に10分ほど浸けて戻し、煮物・汁の実・五目飯などに利用します。赤柄の方がえぐみが少なく、えぐみを抜くには、唐辛子1~2本を入れた湯でゆでるとよいといわれています。脂肪をほとんど含まず、骨や歯を強化するカルシウム、血圧を下げるカリウム、腸内環境を整えコレステロール上昇を抑える食物繊維などを豊富に含んでいます。