こんちん
動脈硬化や糖尿病予防が期待できる
50
177
1.2
1枚分
177
1.2
1枚分
材料
(4枚分)
ごぼう | 100g | |
サラダ油 | 適量 | |
A | 昆布 | 10cm四方1枚 |
水 | 200㎜l | |
しょう油 | 小さじ1 | |
えごま(黒ごまでもよい) | 大さじ2 | |
B | 小麦粉 | 150g |
砂糖 | 20g ※好みで量を増やしてもよい | |
塩 | 少々 | |
水(生地用) | 200㎜l |
効能
動脈硬化、糖尿病、便秘
作り方
① ボウルにAを入れ、昆布だしを作る。
② ごぼうは皮をこそげ、薄めのささがきにして水に放す。
③ フライパンにサラダ油少々を熱し、水気をきったごぼうを軽く炒め、①の昆布だしとしょう油を入れ、煮汁がなくなるまで弱めの中火で煮る。目安は15分。
④ ボウルによく振ったBを入れ、水を加えて軽く混ぜ、③のごぼうを加えて混ぜ合わせ、えごまを加えてさっと混ぜ合わせる。たねのかたさはホットケーキくらい。
⑤ フライパンに薄く油を熱し、④を流し入れ、5mmくらいの厚さの円形にのばす。
⑥ 中火で4~5分焼き、少し焦げ目がついたら裏返し、同様に焼く。
⑦ 食べやすい大きさに切り、器に盛る。
② ごぼうは皮をこそげ、薄めのささがきにして水に放す。
③ フライパンにサラダ油少々を熱し、水気をきったごぼうを軽く炒め、①の昆布だしとしょう油を入れ、煮汁がなくなるまで弱めの中火で煮る。目安は15分。
④ ボウルによく振ったBを入れ、水を加えて軽く混ぜ、③のごぼうを加えて混ぜ合わせ、えごまを加えてさっと混ぜ合わせる。たねのかたさはホットケーキくらい。
⑤ フライパンに薄く油を熱し、④を流し入れ、5mmくらいの厚さの円形にのばす。
⑥ 中火で4~5分焼き、少し焦げ目がついたら裏返し、同様に焼く。
⑦ 食べやすい大きさに切り、器に盛る。
解説
ささがきしたごぼうをおやきのように焼いて作るこんちんは、高知県大豊町に伝わる郷土料理です。砂糖が入っているためほんのり甘く、子どもの代表的なおやつとして、また軽食としても日常的によく作られていました。えごまを入れて作られますが、昔は麻の実を入れていたといわれています。
コメント
ごぼうはセルロースやリグニンなどの食物繊維を豊富に含んでいる根菜です。ごぼうの食物繊維は水分吸収に優れ、腸内の働きを整えて便秘を解消し、悪玉コレステロールを除去し、血糖の急上昇を防ぐ働きを持っています。リグニンには解毒作用もあり、ささがきにすると多く産出されます。えごまに多く含まれるα-リノレン酸は血液をサラサラにする働きがあり、ごぼうと一緒に取ると、動脈硬化や糖尿病の予防が期待できる一品になります。小麦は気力を増し、水分代謝をよくする作用を持っています。
「えごま(荏胡麻)」
えごまはシソ科の1年草で、果実を「あぶらえ」、食べると10年長生きできると言い伝えられることから「じゅうね」「じゅうねん」などと呼ばれています。ごまのように煎って和え物やたれに使い、種子からとった油「荏油(えのゆ)」は「しそ油」の名で呼ばれることもあります。葉は青じそに似ており、特有の芳香があり、韓国ではそのまま、もしくはキムチなどの漬物に利用されています。たんぱく質、ビタミンB群、食物繊維などを豊富に含み、脂質は必須脂肪酸のα‐リノレン酸で、血液をサラサラにして生活習慣病の予防に有効に働きます。α‐リノレン酸は、体内で変換して動脈硬化や心疾患を引き起こすリノール酸の弊害を予防する効果があることから、近年、特に注目されている油です。
「えごま(荏胡麻)」
えごまはシソ科の1年草で、果実を「あぶらえ」、食べると10年長生きできると言い伝えられることから「じゅうね」「じゅうねん」などと呼ばれています。ごまのように煎って和え物やたれに使い、種子からとった油「荏油(えのゆ)」は「しそ油」の名で呼ばれることもあります。葉は青じそに似ており、特有の芳香があり、韓国ではそのまま、もしくはキムチなどの漬物に利用されています。たんぱく質、ビタミンB群、食物繊維などを豊富に含み、脂質は必須脂肪酸のα‐リノレン酸で、血液をサラサラにして生活習慣病の予防に有効に働きます。α‐リノレン酸は、体内で変換して動脈硬化や心疾患を引き起こすリノール酸の弊害を予防する効果があることから、近年、特に注目されている油です。