浜焼きサバと新じゃがいもの煮物
体力がつき、生活習慣病予防に有効
30
325
3.3
1人分
325
3.3
1人分
効能
体力強化、高血圧、動脈硬化
作り方
① 浜焼きサバをぶつ切りにし、ザルにのせて熱湯を回しかけ、汚れを落とす。
② 新じゃがいもはタワシでこすって表面の薄皮をむき、大きいものは半分に切る。
③ 新じゃがいもをオリーブ油で炒める。
④ 鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったらサバとじゃがいもを入れる。
⑤ 再度煮立ったら中火にし、じゃがいもがやわらかくなるまで煮る。目安は15~20分。
⑥ 器に盛り、好みで木の芽を添える。
② 新じゃがいもはタワシでこすって表面の薄皮をむき、大きいものは半分に切る。
③ 新じゃがいもをオリーブ油で炒める。
④ 鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったらサバとじゃがいもを入れる。
⑤ 再度煮立ったら中火にし、じゃがいもがやわらかくなるまで煮る。目安は15~20分。
⑥ 器に盛り、好みで木の芽を添える。
解説
とれたてのサバを「若狭の一本グシ」と呼ぶ太く長い竹グシに刺して焼き上げたのが「浜焼きサバ」です。若狭には数多くのサバ料理が伝わっており、その中でもこの浜焼きサバは代表的な郷土料理です。昔、若狭湾で水揚げされた魚介類は18キロ離れた京都に運ばれて京の食文化を支え、天皇の食べ物を供給することから、福井は「御食国(みけつくに)」と呼ばれていました。特に腐敗を防ぐために塩をしたサバは人気で、京へサバを運ぶ若狭街道は「鯖街道」とも呼ばれていました。福井県内では田植えの後や半夏生(はんげしょう)には必ず食べるのが習わしといわれています。
コメント
サバは体のもとを作る良質なたんぱく質に富み、エネルギー源となる脂質は多価不飽和脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)で、また、コレステロールを低下させるナイアシンやタウリンも豊富に含んでいます。じゃがいもはビタミン類に優れ、特に高い含有量のビタミンCは熱に壊れにくく、余分な塩分を体外に排出するカリウムを多量に含んでいます。サバとじゃがいもを一緒に取ると、体力がつき、血液をサラサラにする作用に優れ、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防に有効です。