きらずまめし

腸内をキレイにし、貧血予防にも有効
きらずまめし
30
67
0.7
1人分

材料

鮮度のよい魚(シビマグロ・ブリ・カツオ・サバ・アジなど)150g
おから100g
ねぎ10cm
カボスの汁大さじ1
しょう油大さじ1

効能

コレステロール低下、貧血、便秘、整腸作用

作り方

①シビマグロは小ぶりの刺身に切り、しょう油を振りかけ約30分おく。
②おからは布きんに包み、水の中でもみ洗いし、よく搾る。
③おからをすり鉢に入れ、すりこ木でする。
④③を鍋に入れ、弱火で乾煎りする。
⑤ねぎはみじん切りにし、④のおからと混ぜ合わせ、Aを加えて味を調える。
⑥いただく直前に、シビマグロに⑤をまぶす。

解説

おからに新鮮な魚をまぶす「きらずまめし」は大分県臼杵地方の郷土料理で、祇園祭に欠かさず登場する料理です。おからはかつて、「料理するのに切る必要がない=きらず」という意味から「きらず」と呼ばれていました。魚はシビマグロ(マグロの大きなもの)の他、ブリ、カツオ、アジなど鮮度のよいもので作ります。

コメント

おからは豆乳を搾り取った後に残るカスですが、栄養価の高い健康食品です。特に不溶性と水溶性の食物繊維をバランスよく含んでおり、腸のぜん動運動を促して腸内をキレイにする、血中コレステロールを減らす、血糖値の急上昇を抑えるなどの働きに優れています。良質なたんぱく質やビタミンB1、鉄分などを含むマグロと一緒に取ると、体力が強化され貧血予防に有効です。
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