小アジの桃山漬け

カルシウムの貴重な補給源
小アジの桃山漬け
30
160
3.5
1人分

材料

(4人分)
小アジ20尾
味噌150g
赤唐辛子(種を取って小口切り)2本分
大さじ4
だし汁大さじ1
大さじ3
しょう油大さじ1
小さじ1/2
ねぎのみじん切り小さじ1分
赤唐辛子のみじん切り少々

効能

血栓予防、動脈硬化、骨粗鬆症

作り方

①小アジはエラと内臓を取り、水でよく洗い、水気を拭き取る。
②Aを合わせてとうがらし味噌を作る。
③①の小アジをとうがらし味噌に半日ほど漬ける。
④小アジの余分な味噌を手でしごき取り、弱い直火で両面をこんがり焼く。※尾が焦げやすいので直火が当たらないように、尾の部分にアルミホイルなどを被せるとよい。
⑤器に小アジを盛り、Bの二杯酢をかける。

解説

小アジの桃山漬けは桃山時代からの歴史を持つ和歌山県の郷土料理です。和歌山県は江戸時代、紀州徳川家が治めていた影響で、県北部は京都や大阪の食味が伝わり伝承されています。一方、南部は黒潮が影響し南方系の料理が残されているといわれています。

コメント

アジは良質なたんぱく質と脂質を含み、独特のクセのないうま味は遊離アミノ酸のグリシンやグルタミン酸、イノシン酸などによるものです。多価不飽和脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)は血中コレステロールを下げて血栓を予防し、タウリンは動脈硬化の予防に有効に働きます。骨ごと食べられるためカルシウムの貴重な補給源となり、骨粗鬆症の予防や精神安定に有効です。酢の働きによって、アジの栄養成分が体内に吸収されやすくなります。
星1つ星2つ星3つ星4つ星5つ (まだ評価がありません)
Loading...