長芋のつるんと咽ごし杏仁豆腐

長芋が入った、つるんと咽ごしの良い杏仁豆腐。長芋は呼吸器やお肌を潤す作用があります。乾燥する秋冬に嬉しいスイーツです。
長芋のつるんと咽ごし杏仁豆腐

材料

(2人分)
長芋100g
A牛乳200cc
100cc
はちみつ40g
杏仁霜20g
粉ゼラチン3g
Bくこの実8粒
小さじ1

作り方

ミキシング
長芋は皮をむいて適当なサイズにカットし、Aと一緒にミキシングする。
手順1
温める
鍋に移し替え、湯気がでて淵がふつふつするまでゆっくり混ぜながら温める。
手順2
器に入れる
4等分して器に注ぎ、粗熱がとれるまでそのまま置く。Bを合せてふやかす。
手順3
冷やす
ラップをして冷蔵庫で2~3時間冷やして、食べる前にくこの実を飾る。
手順4

ポイント

市販の粉ゼラチンは60℃まで温めてから溶かすタイプが多いようです。②では製品表示を参考に60℃~沸騰手前くらいまで温めてください。長芋は生のまま皮膚と接触するとかゆくなるので、皮をむいたり切る時は気をつけてくださいね。

長芋で潤いのある生活を

11月上旬に立冬を迎え、暦の上では冬に入ります。この頃から冬の代表的な西高東低の気圧配置がときおり出現し、太平洋側を中心に空気が乾燥してきます。この時期はお肌のかさつきが気になったり、咳をする人も少なくありません。

中国で古代から伝承されてきた中医学で秋は、乾燥のため肺を含めた呼吸器系を傷めやすい時期であり、風邪や気管支炎などに注意が必要とされています。そこで推奨されるのが長芋や大和芋などの山の芋類や、ぎんなん、百合根など、肺を潤す作用のある食材です。とくに長芋や大和芋は、漢方では山薬(さんやく)とよばれ潤肺だけでなく滋養強壮や整腸作用などもあり、晩秋から冬にかけての健康管理に嬉しい食材です。

また長芋などには、老化防止や肌荒れの予防の作用もあります。空気の乾燥や気温の変化から体調やお肌のトラブルが多い時期。長芋を食べて呼吸器系とお肌を潤し、充実した時間を過ごしてくださいね。
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