ほくほく百合根のたらマヨ和え

ほくほくの百合根の甘みとたらこのうまみがクセになる一品。百合根は秋から冬にかけて乾燥しやすい呼吸器系やお肌を潤す作用があり、咳症状の改善などの効果が期待できます。
ほくほく百合根のたらマヨ和え

材料

(2~3人分)
百合根1個
たらこ20g
マヨネーズ大さじ1/2

作り方

洗う
百合根は1枚ずつはがし、流水で洗う。
手順1
切る
茶色くなった部分は包丁で薄くそぎとり、大きい物は食べやすいサイズに切る。
手順2
レンジ加熱
百合根は耐熱容器に入れ蓋をし、2分ほど加熱する。(500w)硬い部分があったら、再度追加で加熱してください。
手順3
和える
ほぐしたたらことマヨネーズを加えて、和える。
手順4

ポイント

百合根は電子レンジで加熱しすぎると、ふちが黒ずんでしまいます。2分加熱のあと様子を見て、まだ硬いようなら、追加で少しずつ加熱をしてください。

百合根でしっとり素肌美人

『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合』、美しい女性の容姿や立ち振る舞いを花にたとえた諺です。百合の花は清楚で、風に揺れる様も美しいことなどから、歩く姿は~と例えられました。百合の花の球根である百合根は、薬膳では皮膚や肺を潤し、きれいなお肌に導く効果がある食品に分類されていて、食べることで容姿を美しくする効果も期待できます。

晩秋から冬にかけて出回る百合根。おせち料理に合わせて、正月にかけて出荷のピークを迎えます。薬膳で百合根は、肺を潤し精神を安定させる作用があることから、古くから生薬としても活用されてきました。なかでもこの季節に嬉しいのが皮膚を潤す作用で、肌の乾燥を防ぎしっとりとしたきれいな肌に導いてくれる作用があります。また百合の花粉は、赤ぎれや切り傷の民間薬としても活用されています。

空気の乾燥や冷えから、肌がカサカサしてくすみがちになる季節。百合根を食べて肌をしっとり潤わせ、素肌美人を目指してくださいね。
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