なすとオクラのサバカレー

なすとオクラのサバカレー

さばは昔から消化・吸収の優れた栄養魚として、体力の落ちた時に食べられていた魚です。一方、オクラも夏バテなどで胃腸が弱った体を回復してくれるスタミナ野菜。栄養素たっぷりの旬のサバとオクラのカレーは、たんぱく質の消化を高めて体力を強化し、食欲増進に働く一品です。抗酸化力にも優れ、免疫力強化にも効果を発揮します。

キスの青しそ巻き天ぷら

キスの青しそ巻き天ぷら

キスは良質なたんぱく質を持ち、カルシウム含有の高い魚です。脂質含有が少ないため天ぷらなど油で揚げてもカロリー過多の心配はありません。青しそ・梅干しと一緒に取ると、抗酸化力が高まり、食欲が増進される食べ合わせになります。キスの豊富なカルシウムが骨粗鬆症を予防し、梅干しのクエン酸と結合して鉄分の吸収促進に働きます。

らっきょうサラダ

らっきょうサラダ

酢漬けのらっきょうは食欲増進、疲労回復、血液浄化作用がより一層高まる食品です。大根の消化酵素とアスパラガスのアスパラギン酸、双方に含まれる食物繊維を一緒に取ると、胃腸の働きがさらに整えられ、コレステロールが低下し、動脈硬化の予防に有効な食べ合わせになります。ロースハムでたんぱく質を補い、アスパラガスのカロテンはドレッシングの脂質で吸収率が高まります。

らっきょう粥

らっきょう粥

らっきょうともち米は、体を温め、胃腸を丈夫にする食べ合わせです。らっきょう特有の香りと梅干の酸味が食欲を増進させて胃腸の働きを高め、腹痛や下痢の予防に有効に働きます。乾燥したなつめは漢方では「体萊(たいそう)」と呼ばれ、脾臓(ひぞう)を補い精神を安定させる効能があるといわれています。葉酸を含んでいるために中国では妊娠中の女性が好んで食べたと伝えられています。

らっきょうチャンプルー

らっきょうチャンプルー

らっきょうの薬効は特有の香りの中に含まれる硫化アリル系の成分です。らっきょうと豚肉を一緒に取ると、らっきょうの硫化アリルが豚肉のビタミンB1の吸収を高めるため、疲労回復や食欲増進に働く食べ合わせになります。豆腐のビタミンB群やにらの硫化アリルがその作用をさらに高めます。豆腐のレシチンとカツオ節のDHAは脳の活性化に有効です。

さやえんどうとベーコンの炒め物

さやえんどうとベーコンの炒め物

さやえんどうは成長過程で摘み取るためビタミンCを多く含み、胃腸を丈夫にして体力をつける働きを持っています。ベーコンとたまねぎをプラスすると、たまねぎの硫化アリルがベーコンのビタミンB1の吸収を高め、疲労や食欲不振の予防に有効な食べ合わせになります。さやえんどうのビタミンCやたまねぎの硫化アリルは、加熱時間を短くするとより効果的なので、炒める時間は短時間にしましょう。

モロヘイヤの鶏ササミ巻き

モロヘイヤの鶏ササミ巻き

モロヘイヤのネバネバ成分は、コレステロールを除去し、たんぱく質を分解する働きを持っています。消化のよい鶏肉との食べ合わせは、消化吸収を高めて体力増強や滋養に働きます。梅干のクエン酸が食欲を増進させ、モロヘイヤのカルシウムと結合して鉄分の吸収を高めるので、食が細くて貧血気味の方におススメです。

そら豆のライスサラダ

そら豆のライスサラダ

そら豆の植物性たんぱく質と、牛肉と卵の動物性たんぱく質の双方の働きで、体力が強化され、免疫力が高められる一品です。そら豆と米の食べ合わせは、そら豆のビタミンB1が米の糖質を分解してエネルギーにかえるため、疲労感や倦怠感、食欲不振を和らげるのに有効です。パプリカとレタスで抗酸化を高め、ビタミンCをたっぷり取ります。

ふきのサラダライス

ふきのサラダライス

ふきには食欲を増進させる働きがあり、レモンの酸味も同様の働きを持っています。ふきのカリウムが体内の塩分バランスを整え、レモンのビタミンCが毛細血管を丈夫にするため、高血圧の予防に効果があります。ロースハムと卵で動物性たんぱく質を補い、カシューナッツの抗酸化力が細胞の酸化防止に働くため、老化や生活習慣病の予防に効果が期待できます。

ふきのおかか煮

ふきのおかか煮

ふきは特有の香りを持つ数少ない日本原産の野菜のひとつです。ふきとカツオ節を一緒に取ると、ふきの苦み成分とカツオ節の胃腸を温める作用により、食欲が増進される食べ合わせになります。また、ふきに含まれるカリウムと食物繊維が、体内の余分なナトリウムを排出して高血圧や動脈硬化の予防に働きます。