行者にんにくのワンタンスープ

疲労回復、抗酸化力、食欲増進

① 行者にんにくはよく洗い、根元のはかまをていねいに取り除き、水気を取り、みじん切りにする。
② しょうがは皮をこそげてみじん切りにする。
③ ブラウンえのきは根元を切り落とす。
④ にんじんは皮をこそげて薄い短冊切りにする。
⑤ ボウルに豚ひき肉を入れ、手でよく混ぜ、ネバリを出す。
⑥ ⑤に行者にんにく、しょうが、塩、こしょうを加え、よく練り混ぜる。
⑦ ⑥をワンタンの皮に包む。
⑧ 鍋に鶏ガラスープを入れて火にかけ、沸騰したらにんじんとブラウンえのきを入れて中火で煮る。
⑨ にんじんに火が通ったら、ワンタンを入れ煮る。
⑩ ワンタンに火が通ったら、浮き実として行者にんにくの葉の部分（分量外）を適量加え、塩、こしょう、しょう油で味を調える。

にんにくの数倍ものアリシンを含んでいる行者にんにくと、ビタミンＢ１が豊富な豚肉の食べ合わせは、疲労・倦怠感・食欲不振などの症状を回復させる最強のコンビです。しょうがを加えて食欲を増進させ、ブラウンえのきで腸内を整え、にんじんで抗酸化力を高めます。ブラウンえのきは野生種と栽培種のえのきを交配させた品種で、独特の風味を持ち、カサの部分はなめこに似たヌメリを持っています。