味噌ばっけ餅

特有の苦みと香りが胃腸を丈夫にする
味噌ばっけ餅
20
135
0.6
1人分

材料

ふきのとう50g
くるみ15g
A味噌40g
小麦粉60g
砂糖適量
オリーブ油、七味唐辛子各適量

効能

胃腸強化、血管強化、老化防止

作り方

①ふきのとうは周りの黒ずんだ葉や根元を取り除き、たっぷりの水に漬けてアクを抜き、水気をきってみじん切りにする。※水に漬ける時間は2時間を目安に。
②くるみはみじん切りにする。
③ボウルに①、②、Aを入れ、水を少量ずつ加えながらよくこねる。餅のようになるまでこねる。
④③を食べやすい大きさにちぎり、丸めて平らにする。
⑤フライパンにオリーブ油を熱し、④を入れて両面を香ばしく焼く。
⑥好みで七味唐辛子を添える。

解説

岩手県や秋田県などの東北地方では「ふきのとう」のことをばっけ(ばっけや)と呼びます。この味噌ばっけ餅は待ちわびた春一番の味を堪能できる岩手県の郷土料理です。ふきのとうはふきの花蕾(からい)で、早春に土の中から葉柄に先立って芽を出し、独特の香りと苦みを持っています。ふきのとうと味噌で作る「ふき味噌(ばっけ味噌)」はごはんにのせたり、酒の肴、薬味などに親しまれています。

コメント

ふきのとうの独特の苦みはフキノール酸やアルカロイドなどのポリフェノール類で、香り成分のフキノリドと一緒に胃腸の働きを丈夫にする働きを持っています。くるみは種実類の中で最も多く不飽和脂肪酸を含んでおり、味噌に含まれるビタミンEと一緒に血管を丈夫にしなやかにします。胃腸の働きが高まり老化防止に優れた食べ合わせです。
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