ケンサ焼き
米と味噌は理想的な食べ合わせ
20
155
0.5
1個分
155
0.5
1個分
材料
(8個分)
米 | 2カップ | |
A | 味噌 | 35g |
砂糖 | 大さじ1 | |
ごま、しょうがのみじん切り、ねぎのみじん切り | 各適量 | |
番茶、お茶漬け用もみ海苔 | 適量 |
効能
体力強化、便秘、抗酸化力
作り方
① ごはんはかために炊き、直径8cmくらいの丸いおむすびを作る。
② ボウルにAを入れ、水を少しずつ足しながらおむすびに塗りやすいかたさにする。
③ ②にごま、しょうがのみじん切り、ねぎのみじん切りを加え混ぜる。
④ おむすびが冷えたら金網でこんがり焼き、③の味噌を塗り、さらにこんがり焼く。
⑤ そのままいただくか、どんぶりに入れもみ海苔を入れ、熱い番茶をかけてお茶漬けにする。
② ボウルにAを入れ、水を少しずつ足しながらおむすびに塗りやすいかたさにする。
③ ②にごま、しょうがのみじん切り、ねぎのみじん切りを加え混ぜる。
④ おむすびが冷えたら金網でこんがり焼き、③の味噌を塗り、さらにこんがり焼く。
⑤ そのままいただくか、どんぶりに入れもみ海苔を入れ、熱い番茶をかけてお茶漬けにする。
解説
焼いたおむすびに甘味噌を塗って焼いたケンサ焼きは新潟県の郷土料理です。そのまま食べたり、熱い番茶を注いでお茶漬けにします。中越や下越での小正月によく食べられ、夜食や酒宴の後に出される料理です。ケンサキ焼き(剣先焼き)、ケンサン焼き(献残焼き)、味噌のつけ焼きなどとも呼ばれています。名の由来として①上杉謙信が出兵の際、雑兵が冷たくなった握り飯を剣の先に刺して焼いた「剣先焼き」がなまった ②献上品の残り物を使った など諸説あります。
コメント
米の主成分は炭水化物で、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを含み、エネルギー源として欠かせない食品です。味噌と一緒に取ると、米に足りない必須アミノ酸のリジンを味噌が補い、さらに大豆たんぱくがプラスされ、アミノ酸バランスに優れた理想的な食べ合わせになります。脳の働きに欠かせないブドウ糖の供給源であり、米のでんぷんには食物繊維と同様の働きのあるレジスタンス・スターチが多く含まれているため便秘予防に有効です。ごま・しょうが・ねぎをプラスすることで抗酸化力が強化され、細胞の酸化予防に働きます。