アイソの南蛮漬け

味噌と酢が、効能を高める
アイソの南蛮漬け
30
58
2.1
1人分

材料

(4人分)
アイソ(小ぶりのもの)8尾
A大さじ3
砂糖大さじ1
小さじ1/2
しょう油大さじ2
だし汁300CC
鷹の爪1本
長ねぎ1/2本

効能

血栓予防、新陳代謝、健脳

作り方

① アイソを串にさして素焼きにし、160℃の油で素揚げにする。
② 鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら火を止め冷ます。
③ 鷹の爪は種を取り、小口切りにする。
④ 長ねぎは細切りにする。
⑤ 容器にアイソ、鷹の爪、長ねぎを入れ、2の調味液を回しかけ、味が馴染むまで漬ける。

解説

アイソは春の産卵期のウグイの別名です。ウグイは春の産卵期に雄の腹面に婚姻色と呼ばれる紅色の縦線が現れるため、アカハラ、アカウオなどとも呼ばれています。体長15~30cmほどのコイ科の淡水魚で、生臭さが抑えられた山椒味噌の魚田(ぎょでん=魚の田楽)がポピュラーな食べ方です。

コメント

ウグイはたんぱく質や脂質を含有している白身の川魚です。脂質は不飽和脂肪酸のEPAやDHAで、EPAは抗血栓作用やコレステロール値低下、DHAは脳細胞を活性化する働きを持っています。ビタミンではB1やDが含まれており、疲労回復やカルシウム吸収を高める働きを持っています。良質で消化吸収に優れた味噌のたんぱく質が、新陳代謝を活発にして老化を防止し、整腸作用を高めます。南蛮漬けにすることで、酢の有機酸が体の代謝機能を高め、血行をよくします。
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