べっこう寿司(島寿司)

老化防止効果も高まる
べっこう寿司(島寿司)
70
603
1.9
1人分

材料

(2人分)
寿司ダネの魚(カンパチ、マグロ)240g
辛子適量
1と1/2合
A35CC
砂糖10g
3.5g

効能

体力強化、老化防止

作り方

① 魚は寿司ダネ用に切り、しょう油(分量外)に漬ける。
② 米をややかために炊き、熱い内にAを混ぜ、酢飯を作る。
③ 酢飯を小さめの一口大の俵型に握り、辛子をつけ、しょう油に漬けた寿司ダネをのせ、形を整える。

解説

べっこう寿司は、東京都八丈島を代表する郷土料理です。酢飯は甘めで、わさびの代わりに練り辛子を使うのが大きな特徴です。ネタの刺身をヅケにするため、そのしょう油の色から「べっこう寿司」と呼ばれるようになったといわれています。八丈島出身の移住者が伊豆諸島や小笠原諸島などにも広めたといわれ、辛味も辛子ではなく島唐辛子を付けて食べるなど、各島々で寿司の形態が独自に発達して郷土料理になっているため、別名「島寿司」とも呼ばれています。一般にシマアジ、トビウオ、キンメ、カツオなど周辺海域で取れる魚で作られます。

コメント

カンパチはブリと同じくアジ科の海水魚で、成長するにつれて名前の変わる出世魚。良質な脂質であるDHAやEPA、ナイアシン、鉄分、コラーゲンなどを豊富に含んでいる栄養価の高い魚です。マグロも同様の脂質を持った栄養魚で、酢飯と一緒に取ると、カンパチとマグロの栄養成分が体内に吸収されやすくなり、有効に働く成分の効能が強化され、老化防止効果が高まる食べ合せになります。
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