とき寿司

食欲が増進され、体力が強化される
とき寿司
70
419
3.2
1人分

材料

(4人分)
2カップ
白身魚の身とアラ(タイやヒラメなど)200g
小さじ1弱
大さじ2と1/2
煎りごま20g
みりん大さじ2
しょう油大さじ4

効能

老化防止、食欲増進、体力強化

作り方

① 魚は三枚におろし、身の部分は小さく切り、塩をして約2時間置く。
② 魚のアラはAで煮付ける。アラの身部分をほぐし、煮汁を取っておく。
③ 米はよく研ぎ、少しかために炊き上げる。
④ 塩をした魚を1時間位酢に漬ける。
⑤ 炊き立てのごはんに②のほぐした身と煮汁、④の酢を入れ、混ぜ合わせて冷ます。
⑥ ⑤が冷めたら、酢で〆た魚の切り身を加えて混ぜ、ごまを散らす。

解説

とき寿司は熊本県宇城市不知火町大見地区の伝統料理です。「とき寿司」の「とき」は「時」「旬」の意味で、その季節に取れるもっともおいしい魚を使って作られます。見栄えのよい白身部分は酢で〆てから上にのせ、アラ部分は甘辛く煮付けて煮汁ごと寿司飯に混ぜ込みます。祝儀の時に作り、集まった人々に振舞われるハレの日のお寿司です。

コメント

白身魚は高たんぱくで低脂肪の魚で、脂肪が少ないため酸化しにくいのが特徴です。また多く含まれるタウリンは、疲労を回復する作用を持ち、コレステロール低下に働く成分です。酢の有機酸が体の代謝機能を高め、ごまの不飽和脂肪酸が血管をしなやかにして細胞の老化抑制に働きます。食欲が増進され、体力が強化される一品です。
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