いもぼた(いもぼたもち)
血中コレステロール低下や便秘解消が期待できる
効能
便秘・整腸、消化器、コレステロール低下
作り方
① さつまいもは皮をむき、5mm厚さの輪切りにし、水に放してアクを取る。
② もち米は研ぎ、分量の水を入れて一晩置き、さつまいもを加えて炊く。
③ 炊き上がったら熱いうちにすりこ木でつぶす。
④ 餅状につきあがったら、食べやすい大きさに形を整え、きな粉や小豆あんをまぶす。きな粉ぼたもちの場合は好みで小豆あんを芯に入れてもよい。
② もち米は研ぎ、分量の水を入れて一晩置き、さつまいもを加えて炊く。
③ 炊き上がったら熱いうちにすりこ木でつぶす。
④ 餅状につきあがったら、食べやすい大きさに形を整え、きな粉や小豆あんをまぶす。きな粉ぼたもちの場合は好みで小豆あんを芯に入れてもよい。
解説
いもぼたは鳥取県弓浜半島の郷土料理です。水田に恵まれない弓浜半島では、1780年にさつまいもが境港に伝来して以来、米の代用食として日常的に食べられ、様々なさつまいも料理が誕生しました。いもぼたはそのひとつで、喉ごしをよくするためにさといもを加えて作られることもあります。弓浜半島では現在でも地域の特産品としてさつまいもが栽培され、「浜かんしょ」と呼ばれています。
コメント
さつまいもは主食の代用として優れたいもで、胃腸の働きを補って体力を強化する効能を持っています。豊富に含まれるビタミンCは加熱に強く、腸管で吸収されない食物繊維が多く含まれているため、風邪やインフルエンザを予防し、腸管のぜん動運動を活発にして便秘解消に働きます。栄養価の高いもち米と一緒に取ると、胃腸をはじめ消化器系全般が丈夫になる食べ合せになります。小豆のビタミンB1が疲れを取り、食物繊維が腸内を整え血中コレステロール低下に働きます。