焼きサバ入りたけのこごはん

生活習慣病が予防され、体力がつく
焼きサバ入りたけのこごはん
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1
1人分

材料

(4人分)
3カップ
たけのこ(ゆでたもの)200g
焼きサバ(身をほぐしたもの)100g
だし汁3カップ
薄口しょう油大さじ1と1/3
大さじ1
小さじ2/3
だし汁大さじ4
薄口しょう油大さじ1
砂糖小さじ2
小さじ2
粉山椒適量

効能

生活習慣病、体力強化

作り方

⑤ 器に盛り、木の芽を飾る。
① 米は研ぎ、Aと焼きサバの身を入れて炊く。
② たけのこは3ミリ厚さのくし型に切り、Bで汁気がなくなるまで煮る。
③ ごはんが炊けたらすぐにたけのこを入れ、ふたをして約10分蒸らす。
④ 粉山椒を振り入れながらサックリ混ぜる。

解説

焼きサバ入りたけのこごはんは、兵庫県丹波地方に伝わる郷土料理です。丹波地方は良質な黒豆の生産地として有名ですが、かつては日本海で水揚げされた新鮮な魚をなかなか食べることができない地域でした。浜で素焼きにした「焼きサバ」や、塩を多めに振った「塩サバ」を食べることが多く、そのような食環境から生まれたのが焼きサバ入りのたけのこごはんです。たけのこは、米と一緒に炊き上げる場合と、別々に炊いて後から混ぜるやり方があります。

コメント

たけのこは竹の地下茎から出た幼茎で古くから食べられていた食材です。約90%が水分で栄養価はさほど高くありませんが、アミノ酸のチロシンやカリウムを多く含んでいます。チロシンは新陳代謝を活発にし、カリウムは利尿作用を発揮して高血圧やむくみ予防に働きます。サバは体のもとを作るたんぱく質やエネルギー源となる脂質を豊富に含み、古くから栄養魚として食べられていた青魚。たけのことサバを一緒に取ると、動脈硬化・脂質異常・高血圧などの生活習慣病が予防され、体力のつく食べ合せになります。
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