手こね寿司

健脳作用も高く、体力を強化する
手こね寿司
60
551
3.4
1人分

材料

(4人分)
カツオの刺身200g
3カップ
Aしょう油大さじ4
砂糖小さじ1
B米の1割
砂糖酢と同量
少々
青じそ6~7枚
しょうが1片

効能

健脳、コレステロール低下、体力強化

作り方

①すし飯は少しかために炊き、飯台にあけ、Bの合わせ酢を切るように混ぜる。
②カツオ刺身は小さめの刺身状に切る。
③鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせ、冷ます。
④冷めた③にカツオを漬ける。
⑤青じそは細切り。しょうがは皮をこそげ細切りにする。
⑥①にカツオとタレ少々を加え、手の平で全体がしっとり馴染むまでこね合わせる。
⑦⑥に青じそとしょうがの細切りを加え、混ぜ込む。

解説

すし飯にタレに漬けたカツオを手で混ぜ合わせて作る「手こね寿司」は、三重県志摩に伝わる郷土料理です。その昔、沖に出た漁師の忙しい仕事の合間の食事として誕生したといわれる荒削りな料理です。カツオを漬けるしょう油は煮ておくと、寿司飯と混ぜる時に身がベタ付かず、防腐効果が高まります。

コメント

カツオのうまみ成分のひとつであるグルタミン酸には、記憶力を高める効果があり、血合い部分にはビタミンB1、B2、D、鉄分などが豊富に含まれています。脂質は多価不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(イコサペンタエン酸)で、健脳作用のあるDHAはグルタミン酸と一緒に記憶力や学習能力の向上に働きます。青じそやしょうがの抗酸化力が脂質の酸化予防に働き、コレステロール値低下・疲労回復・胃腸強化などに有効です。
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