ワカサギの甘辛煮

ワカサギの栄養成分が有効に取れる
ワカサギの甘辛煮
30
283
4.7
1人分

材料

(4人分)
ワカサギ400g
しょうが10g
Aしょう油1/2カップ
1/2カップ
みりん1/2カップ
砂糖大さじ4
B大さじ1
水あめ大さじ3

効能

骨粗鬆症、老化防止、貧血

作り方

①ワカサギは水で洗い、ざるにあげ、表面が乾くまで水気をきる。
②しょうがは皮をこそげ、細切りにする。
③鍋にAを入れて煮立て、ワカサギを入れる。一度に入れると温度が下がって生臭さが出てしまうので、少しずつ入れていく。
④ワカサギの上にしょうがを散らし、落としぶたをして強火で煮る。
⑤煮汁が少なくなってきたらBを加え、ツヤよく仕上げる。

解説

冨士山麓にならぶ富士五湖はワカサギやコイなどの淡水魚の宝庫で、ワカサギの氷上の穴釣りは冬の風物詩として有名です。甲斐に金山があったことから山梨県は徳川家の天領とされ、その影響で江戸直伝の味が今も残っており、ワカサギの甘辛煮もそのひとつです。

コメント

ワカサギはカルシウムが豊富な淡水魚です。特に丸ごと食べられるワカサギは優秀なカルシウム源となり、その含有量はイワシの約4倍と多く、骨や歯を丈夫にして精神安定に働きます。しょうがの香気成分と辛み成分は健胃・解毒作用があり、血中コレステロールを下げる働きを持っています。ワカサギをしょうがと酢で煮るとワカサギの栄養成分が体内に有効に取り入れられ、骨粗鬆症や老化防止が期待できます。ワカサギは鉄分も豊富なので貧血予防にも有効です。
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