ソコギチャンジョリン

胃液の分泌が高まり、食欲が増進する
ソコギチャンジョリン
30

材料

(2人分)
牛肉(脂身の少ない塊肉)200g
にんにく3片
ねぎの青い部分適量
うずらの卵10個
しょう油150CC
みりん150CC

効能

食欲増進、貧血、冷え性

作り方

① 鍋に牛肉と青ねぎを入れ、かぶる位の水を注ぎ入れ、下茹でする。
② 肉を取り出し、よく洗う。茹で汁は捨てる。
③ うずらの卵は茹で、殻をむく。
④ 鍋(牛肉が入るくらいの鍋。大きすぎないように)に牛肉、半分に切ったにんにく、Aを入れ、煮立ったら弱めの中火にして約10分煮る。
⑤ 肉を取り出し、繊維に沿って手で割く。
⑥ 粗熱の取れた煮汁を保存容器に入れ、4の牛肉とうずらの卵を漬ける。一晩冷蔵庫で味を馴染ませる。

解説

牛肉をしょう油で煮るソコギチャンジョリンは韓国の家庭料理です。牛肉は良質のたんぱく質、脂質、鉄分などを多く含み、肉類の中でもっとも栄養価が高く、常食すると気力が増します。特に胃腸を丈夫にして消化・吸収をよくする働きがあるため、病後の衰弱や食欲低下に有効な食べ物です。しょう油で煮ることで肉の生臭さが取れ、胃液の分泌が高まり食欲増進に働きます。豊富な鉄分が貧血や冷え性予防に働き、うずらの卵のレシチンが記憶力や知能の向上に働きます。残った漬け液とにんにくは炒め物などに利用できます。
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