ぼた餅
小豆餡が疲れやむくみを取る
効能
疲労回復、むくみ
作り方
① 小豆あんを作る。小豆は水でさっと洗い、水を入れて火にかける。沸騰したら軽くアクをすくい、途中煮汁が足りなくなったらさし水をしながら、弱火で小豆が指でつぶれるくらいやわらかくなるまで煮る(目安は1時間くらい)。砂糖半量50gを入れ、5分ほど煮たら残りの砂糖を入れ、ツヤが出てきたら塩を加え、ポッテリした状態になるまで煮詰める。粗熱が取れたら10等分に丸める。
② もち米とうるち米はよく洗い、十分に水に漬けてから炊く。
③ 炊き上がったらボウルに移し、熱いうちに水で濡らしたすりこ木でつき、半つぶしにし、手に塩水をつけて10等分に丸める。
④ 濡らしてかたく絞った布きんに小豆あんを乗せて楕円形に伸ばし、上に③のごはんを乗せる。
⑤ 布きんの端を持ち上げ、小豆あんでごはんを包み込む。
⑥ 布きん全体ですっぽり包み込み、下側で軽く絞るように形を整える。
⑦ 表面に指の跡が残らないようにし、布きんをはずし、器に盛る。
② もち米とうるち米はよく洗い、十分に水に漬けてから炊く。
③ 炊き上がったらボウルに移し、熱いうちに水で濡らしたすりこ木でつき、半つぶしにし、手に塩水をつけて10等分に丸める。
④ 濡らしてかたく絞った布きんに小豆あんを乗せて楕円形に伸ばし、上に③のごはんを乗せる。
⑤ 布きんの端を持ち上げ、小豆あんでごはんを包み込む。
⑥ 布きん全体ですっぽり包み込み、下側で軽く絞るように形を整える。
⑦ 表面に指の跡が残らないようにし、布きんをはずし、器に盛る。
解説
春のお彼岸に作るぼた餅は牡丹の花に似せて丸く大きく作られ、秋のお彼岸には萩の花に似せて小ぶりで楕円形に作るため、おはぎと呼ばれています。ぼた餅はこし餡、おはぎはつぶ餡ともいわれる所以は、小豆の収穫期が秋のため、おはぎの時期は皮がやわらかいので皮ごと潰すつぶ餡にし、ぼた餅の時期は皮がかたくなっているためこし餡にするといわれています。皮には食物繊維などが多く含まれているので、栄養価を考えたらつぶ餡にした方が有効です。名称が異なるだけで、材料も作り方も同じ。小豆は疲れやむくみを取る働きに優れています。