どどめせ
栄養バランスに優れたヘルシー食
60
342
0.7
1人分
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0.7
1人分
材料
(4人分)
米 | 2カップ | |
A | しょう油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 | |
塩 | 少々 | |
酢 | 50CC | |
具(しいたけ、かんぴょう、さといも、にんじん、ごぼう、たけのこ、鶏肉、ちくわなど | 合わせて250g | |
さやえんどう | 20g | |
錦糸卵 | 卵1個分 |
効能
体力強化、免疫力
作り方
① 米は研ぎ、Aを入れて分量よりやや少なめの水加減にする。
② 具は食べやすい大きさに切り揃える。
③ さやえんどうは筋を取り、熱湯でさっと茹で、斜め細切りにする。
④ ①に②を入れ、炊く。
⑤ 炊き上がったらすぐに酢を回しかけ、ふたをして約10分蒸らす。
⑥ さっくり混ぜて器に盛り、さやえんどうと錦糸卵を飾る。
② 具は食べやすい大きさに切り揃える。
③ さやえんどうは筋を取り、熱湯でさっと茹で、斜め細切りにする。
④ ①に②を入れ、炊く。
⑤ 炊き上がったらすぐに酢を回しかけ、ふたをして約10分蒸らす。
⑥ さっくり混ぜて器に盛り、さやえんどうと錦糸卵を飾る。
解説
どどめせは瀬戸内市長船町に伝わる郷土料理です。炊き込みご飯に酢を混ぜた炊き込み寿司で、備前ばら寿司(岡山寿司、祭寿司)の元祖といわれています。鎌倉時代末期、町内の渡しの船頭たちが作っていた昼食用の炊き込みご飯に、酔っ払った武士が酸っぱくなったどぶろくをかけたのが起源といわれています。どぶろくをかけられた炊き込みご飯を、もったいないと食べたところ、あまりの美味しさに評判となり、いつの間にか「どぶろくめし」が「どどめせ」と呼ばれるようになったといわれています。誕生起源が日本で酢が醸造される以前のため、どどめせが備前ばら寿司に発展していったと考えられています。
コメント
酢は酒から作られる酸性の調味料です。主成分は酢酸で、食品の保存性を高め、材料の栄養分を体内に吸収されやすくし、体に有効に働く成分の効能を強化するなどの働きを持っています。きのこや野菜、鶏肉、卵などと一緒に取ると、たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が有効に体内に吸収されて取り入れられ、体力がついて免疫力が高まる食べ合せになります。栄養バランスに優れたヘルシーな炊き込み寿司です。