さといも赤飯
エネルギーに溢れた理想的な食べ合わせ
60
450
1.2
1人分
450
1.2
1人分
効能
体力強化、コレステロール低下、老化防止
作り方
① 小豆をかために茹で、豆と煮汁に分ける。
② もち米を洗い、小豆の煮汁に一晩漬ける。
③ もち米をザルにあげ、小豆と混ぜ合わせる。小豆の煮汁は取っておく。
④ 水で濡らしてかたく絞った蒸し布きんをセイロに敷き、さといものころ煮を並べ、その上に③のもち米をのせる。真中は少し窪ませるようにすると、蒸気が均一に周りふっくら蒸し上がる。
⑤ ④を蒸気の立った蒸し器にのせ、強火で蒸す。10分経ったらふたを開けて小豆の煮汁を手に取り振りかける(手水という)。10分毎に手水を行い、40~50分強火で蒸す。※手水は、最初は多めにし、後は分量を加減する。
⑥ 蒸しあがったらすぐに飯台にあけ、さっくり混ぜて粗熱を取る。
⑦ 器に盛り、ごま塩を添える。
② もち米を洗い、小豆の煮汁に一晩漬ける。
③ もち米をザルにあげ、小豆と混ぜ合わせる。小豆の煮汁は取っておく。
④ 水で濡らしてかたく絞った蒸し布きんをセイロに敷き、さといものころ煮を並べ、その上に③のもち米をのせる。真中は少し窪ませるようにすると、蒸気が均一に周りふっくら蒸し上がる。
⑤ ④を蒸気の立った蒸し器にのせ、強火で蒸す。10分経ったらふたを開けて小豆の煮汁を手に取り振りかける(手水という)。10分毎に手水を行い、40~50分強火で蒸す。※手水は、最初は多めにし、後は分量を加減する。
⑥ 蒸しあがったらすぐに飯台にあけ、さっくり混ぜて粗熱を取る。
⑦ 器に盛り、ごま塩を添える。
さといものころ煮 | ||
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<材料> <作り方> |
解説
さといもを一緒に炊き込む「さといも赤飯」は、福井県奥越地方の郷土料理です。奥越の農家では、春祭り、お月見、秋祭り、彼岸などにさといも赤飯を作り、嫁いだ娘や親戚一同に届け、絆をより強くしていったと伝えられています。奥越のさといもは、独特の甘みと歯ごたえを持ち、江戸時代から特産物として栽培され、また子いもや孫いもがたくさんつくことから、子孫繁栄の縁起物として今なお重宝されています。
コメント
さといもの主成分はでんぷんやたんぱく質で、でんぷんをエネルギー代謝するビタミンB1、脂肪を燃焼させるビタミンB2、コレステロール低下に働く食物繊維などを多く含んでいます。独特のヌメリのもとは糖質とたんぱく質が結合したガラクタンという成分で、血圧を下げたり、脳細胞を活性化する働きを持っています。もち米と小豆で作るお赤飯は、
米に少ない必須アミノ酸のリジンを豆が補い、豆に少ない必須アミノ酸のメチオニンを米が補うという理想的な食べ合わせです。小豆のビタミンB群・食物繊維・ポリフェノールが疲れを癒して体内をスッキリさせ、ごまの脂質が老化防止に有効に働きます。
米に少ない必須アミノ酸のリジンを豆が補い、豆に少ない必須アミノ酸のメチオニンを米が補うという理想的な食べ合わせです。小豆のビタミンB群・食物繊維・ポリフェノールが疲れを癒して体内をスッキリさせ、ごまの脂質が老化防止に有効に働きます。