根菜ときのこの豆乳グラタン

根菜ときのこは、ともに豊富に含んでいる食物繊維が大腸内で発がん性のある有害物質の生成を抑制するため、大腸がん予防に有効な食べ合せになります。にんじんのβーカロテン、まいたけのβ―グルカン、豆乳のイソフラボンが細胞の酸化を予防して活性酸素撃退に働きます。免疫力が強化され、便秘や生活習慣病の予防にも優れています。

にんじんとやまいものエビのせトロトロ焼き

にんじんはβーカロテンを豊富に含む緑黄色野菜で、特に肺がん予防野菜として知られています。β―カロテンは活性酸素の働きを抑制する働きに優れ、体内でビタミンAに変化して皮膚や粘膜を健康に保つため、潤いのある美肌やドライアイの予防にも有効です。滋養強壮に優れたやまいもと良質な脂質を持つエビが、細胞の酸化予防をさらに高めます。

かぼちゃ・にんじん・まいたけの揚げ煮

かぼちゃとにんじんは活性酸素を強力に除去する働きに優れているため、代表的ながん予防野菜として有名です。また、まいたけは免疫機能を回復させる多糖質のβ―グルカンを他のきのこよりも多く含有しており、一緒に取ることで免疫力が強化され、がん予防に優れた食べ合せになります。かぼちゃ・にんじん・いんげんのβ―カロテンは油で揚げることで吸収率がグンとアップします。

えのきだけの信田巻きと根菜の煮もの

油揚げ・えのきだけ・にんじん・じゃがいも・こんにゃくを一緒に取ると、β―カロテン・ビタミンC・食物繊維を十分に取ることができるため、高い抗がん作用が期待できる食べ合せになります。じゃがいものビタミンCは加熱に強く、効率よく体内に吸収されて胃での発がん性物質の生成を抑えます。脂質異常や動脈硬化予防にも有効な一品です。

豆とドライフルーツの梅酒煮

豆とドライフルーツは、ファイトケミカルの宝庫のような食べ合わせです。高い抗酸化力・豊富な食物繊維・ビタミン・ミネラルが細胞の酸化を予防して免疫力を強化し、抗がん作用に働きます。梅の効能が溶け出た梅酒に漬けることで、胃腸の働きが高まり、高い便秘解消が期待できます。

れんこん豆腐

れんこんは食物繊維やビタミンCを豊富に含み、豆腐に含まれているイソフラボン、鶏肉の不飽和脂肪酸と一緒に取ると、腸内の有害物質が排泄され、細胞の酸化が予防されてがんや生活習慣病の予防に有効な食べ合せになります。きくらげの抗酸化力と食物繊維、にんじんのβ―カロテンが免疫力をさらに高めてがん予防に働きます。ヘルシーなダイエット食としてもおススメです。

しめじ・えのきだけ・糸昆布の落花生和え

しめじとえのきだけは低エネルギーで食物繊維を豊富に含んでいるきのこです。豊富な食物繊維が腸内の有害物質を排泄し、便秘や動脈硬化予防にも有効に働きます。糸昆布が大腸内での有害物質の生成を抑制し、落花生のたんぱく質・脂質・ビタミンB群などが肝機能を増進して腸内の有害物質の排泄を促進するため、大腸がんの予防に有効な食べ合せになります。落花生の皮には「レスベラトロール」という高い抗酸化力を持つポリフェノールが含まれているので、皮ごと使うとがん予防効果がさらに高まります。

アジの梅味噌包み揚げ

アジは良質なたんぱく質や脂質を含み、体の成長と細胞の再生に役立つビタミンB2を多く含んでいる青魚です。抗酸化力の高い青じそ、梅干し、味噌、にんにくと一緒に取ると、細胞の酸化が予防され、抗がん作用に有効な食べ合せになります。アジに豊富に含まれるEPA(イコサペンタエン酸)は、体の酸化を予防して免疫力を高めると同時に、血中コレステロールを下げて脳梗塞や心筋梗塞の予防にも有効に働きます。

豆腐のクリームコーンあんかけ

豆腐は原料の大豆と同様の薬効を持ち、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病に欠かせない食品です。消化に優れた良質なたんぱく質を持ち、特に絹ごし豆腐にはカリウムやビタミンB1が豊富に含まれています。しいたけのレンチシンが血液中の余分なコレステロールや中性脂肪を体外に排出し、動脈硬化や高血圧の予防効果をさらに高めます。

おろしれんこんのすいとん汁

れんこんの主成分はでんぷんで、食物繊維やビタミンCを豊富に含んでいます。油揚げ・にんじん・ごぼう・しめじ・白滝と一緒に取ると、食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富に取れ、動脈硬化の危険因子である生活習慣病の予防に優れた食べ合せになります。高血圧予防にも有効で、ヘルシーなダイエット食としてもおススメです。