にんにくとイワシの炊き込みごはん

にんにくとイワシは、高血圧や高脂血症の予防や改善に優れた食べ合わせです。にんにくを加熱することで生成されたアホエンと、イワシのEPA(イコサペンタエン酸)が血管をしなやかにして血液をサラサラにし、血栓を予防し、活性酸素の除去に働きます。にんにくに含まれる有機ゲルマニウムと食物繊維やビタミンが豊富な雑穀米、ビタミンCが豊富なパセリを食べ合わせると、体力が強化し、強壮作用がさらに高まります。

にんにくと牛肉のホイル焼き

にんにくは肉をやわらかくする働きを持っており、牛肉と一緒に加熱すると消化が促進され吸収が高まる食べ合わせになります。鉄分を多く含む牛肉は、にんにくの血行をよくして体を温める作用と一緒に貧血改善や冷え性予防などに優れた効果を発揮し、その作用は体を温めるかぼちゃをプラスすることでさらに高まります。にんにく、松の実、かぼちゃの抗酸化力が免疫力を強化し、強壮作用にも優れています。

にんにくと干し柿の串カツ

にんにくと豚肉を一緒に取ると、にんにく特有の刺激臭であるアリシンが豚肉に豊富に含まれるビタミンB1の吸収を高めるため、疲労回復や脳の活性化に優れた食べ合わせになります。にんにくは加熱することで血液をサラサラにするアホエンが生成され、血栓予防に働きます。干し柿は干すことで糖分が倍増し、食欲増進作用を持つアリシンと一緒に疲労回復に働きます。内臓を温める作用にも優れた食べ合わせです。

にんにくの鶏ササミ天ぷら

やわらかい鶏肉は消化に優れ、たんぱく質には肝臓に脂肪がたまる肝脂肪予防に働くメチオニンが多く含まれ、お腹を温めて胃腸の消化吸収を高める作用を持っています。にんにくと鶏肉を一緒に取ると、にんにくに含まれるスコルジニンの血行をよくする働きにより、体全体を温めて消化不良による下痢の予防に有効な食べ合わせになります。にんにくは加熱すると血流をよくするアホエンという物質が生成され、血栓予防に働きます。味噌と青じその抗酸化力が細胞の酸化予防に働き、免疫力強化が高まります。

タラムニエルのにんじん入りアイオリソース和え

アイオリソースのアイオリはにんにくのことで、にんにくに卵黄や塩・こしょうなどを加えて作る冷製料理用のソースです。にんにくはすりおろすことで高い抗菌作用を持つアリシンの効能が高まり、さらに新陳代謝を活発にするスコルジニンの作用で血行が良くなり疲労回復や冷え性予防などに効果を発揮します。タラは淡泊で消化吸収に優れている白身魚で、良質なたんぱく質を持ち、イノシン酸やグルタミン酸などのうまみ成分を豊富に含んでいます。豊富に含まれるビタミンAが粘膜強化に働くため、にんにくと一緒に取ると、体が温まって免疫力が高まり、風邪予防に優れた食べ合わせになります。

しょうがと鮭のコーンスープ

しょうがと鮭は胃腸を温めて消化機能を増進する食べ合わせです。さらにしょうがの辛みと香気成分に含まれる抗凝血作用、血栓予防に働く鮭のEPA(イコサペンタエン酸)、きくらげの血流をよくする働きが組み合わさり、脳卒中や心臓病、動脈硬化の予防に優れた効能を発揮します。れんこん・コーンクリーム・きくらげに豊富に含まれる食物繊維が血中コレステロール値低下を高め、便秘予防に働きます。血液サラサラ、食欲増進にも優れたスープです。

しょうがとアサリの卵とじ

アサリは良質なたんぱく質、ビタミンB群、鉄分、カルシウムなどを豊富に含んでいる貝です。グリシンやコハク酸などのうまみ成分や、遊離アミノ酸の一種であるタウリンも豊富に含んでいます。しょうがとアサリを一緒に取ると、しょうがの血中コレステロール値を下げる作用との相乗効果により、動脈硬化や脂質異常などの生活習慣病の予防に有効な食べ合わせになります。たまねぎの硫化アリルがその作用をさらに高めます。完全食品といわれる卵の卵黄には健脳に働くレシチンが豊富に含まれ、アブラナ科の白菜には抗がん作用の高いジチオールチオニンと胃腸のぜん動運動を活発にする食物繊維が豊富に含まれています。加熱により増加するショウガオールが脂質や糖質の代謝に働くため、ヘルシーなダイエット食としてもおススメです。

しょうがとイカの炒め物

イカは高たんぱく・低カロリーな食品で、血を補い内臓の機能を高める作用に優れています。特有のうまみは遊離アミノ酸によるもので、抗酸化力の高いタウリンも豊富に含んでいます。タウリンは肝機能やインスリンの効果を高める働きに優れ、血中コレステロールや中性脂肪の減少にも有効です。しょうがとイカを一緒に取ると、しょうがの持つ抗凝血作用やコレステロール値低下作用と一緒に動脈硬化や脂質異常、糖尿病などの生活習慣病の予防に有効な食べ合わせになります。パプリカと小松菜のβ‐カロテンが細胞の抗酸化力をさらに高め、くるみのビタミンEが動脈硬化予防に働きます。

しょうが五平餅のごま焼き

しょうが、鶏肉、ごはんを一緒に取ると、しょうがの体を温めて炎症を抑える働き、鶏肉のお腹を温めて気力を充実させる作用、ごはんの血行をよくする働きが組み合わさり、冷え性改善に優れた食べ合わせになります。特に風邪の諸症状の回復や冷えからくる下痢などに効果を発揮します。しょうがを加熱することで増加するショウガオールには血流をよくしてシミを取る作用があり、白ごまと味噌のビタミンEがプラスされると、美肌効果がより一層高まります。

豚肉巻きしょうがの春巻

豚肉は肉類の中で最もアミノ酸バランスに優れ、別名「疲労回復のビタミン」と呼ばれるビタミンB1を豊富に含んでいます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに換えて疲労感や倦怠感の回復に働き、不足すると体や脳の働きが鈍くなり、脚気や心筋梗塞などを招きます。豚肉としょうがを一緒に取ると、しょうがの体を温め抗凝血作用や健胃作用により、食欲が増進され、冷え性や肩こり改善に有効な食べ合わせになります。ショウガオールとビタミンB1の脂肪や糖質代謝によりダイエット効果も期待できます。春巻きの皮の原材料の小麦粉には気力を増す働きがあり、しょうがの辛みや香気成分と一緒に胃腸強化に働きます。