じゃがいものスコーン

じゃがいもの主成分は炭水化物ですが、甘みが少なく低カロリーのため主食として利用されることが多い食材です。カリウム含有が高く、加熱に強いビタミンCを豊富含有し、高血圧や腎疾患の予防に働きます。良質な脂質を持つごまと一緒に取ると、コレステロールが低下し、高血圧や動脈硬化の予防に優れた食べ合わせになります。

豚肉のおろし和え

豚肉は糖質を代謝し、疲労回復やイライラ防止に働くビタミンB1を豊富に含む肉です。ビタミンB1はアリシンを含むねぎやにんにくと一緒に取ると、吸収率が5~6倍高まるといわれています。大根の皮の部分には毛細血管を丈夫にするビタミンPが含まれているので、よく洗って皮ごと使いましょう。消化吸収が高まり体力強化が期待できます。

サンマの根菜煮

サンマは良質なたんぱく質と脂質、ビタミンAやB12などを豊富に含んでいる青魚で、脂質のDHAやEPAは動脈硬化や心筋梗塞などの予防に働きます。サンマと根菜を一緒に取ると、根菜類のカリウムや食物繊維が血栓や高血圧の予防に有効な食べ合わせになります。

鮭の凍み豆腐はさみ含め煮

凍み豆腐はかために作った豆腐を凍らせてから乾燥させて作る保存食品です。栄養価が凝縮されているので、凍み豆腐1個の栄養は豆腐半丁分に値するといわれています。凍み豆腐に豊富に含まれるカルシウムは、しいたけのビタミンDと一緒に骨や歯を丈夫にして骨粗鬆症の予防に働きます。凍み豆腐と豆腐の良質な植物性たんぱく質と鮭の動物性たんぱく質が免疫力を高め、鮭のアスタキサンチンとしいたけのレンチナンはともに抗腫瘍物質として優れています。

イカずし

イカはアミノ酸スコアに優れた高たんぱくで低脂肪な食材です。豊富に含まれるアミノ酸の一種のタウリンは強い抗酸化作用を持ち、血中コレステロール低下や糖尿病の予防に働きます。特有のうまみはグリシンやアラニンなどの遊離アミノ酸で、米の炭水化物や海苔のカロテン・食物繊維と一緒に取ると、動脈硬化の予防に優れた食べ合わせになります。

ホタテ貝柱と豆のカレー

ホタテの動物性たんぱく質と、豆類の植物性たんぱく質を一緒に食べ合わせるアミノ酸スコア満点のカレーです。脂質は良質な不飽和脂肪酸で、ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく摂取することができます。カレーの薬効とにんにくの抗酸化力が、体内の細胞を酸化から守り、体力強化や老化防止にも優れています。

ホタテ貝柱とブロッコリーの春雨炒め

ホタテ貝柱は高たんぱくで低エネルギー、薬効の高い食材です。遊離アミノ酸のタウリンを豊富に含み、コレステロール低下や動脈硬化の予防に働きます。ブロッコリーや松の実と一緒に取ると、細胞の酸化が予防され、抗がん作用や老化防止に有効な食べ合わせになります。緑豆春雨でエネルギーを高めます。

りんごとキウイフルーツの豆乳ジュース

りんごはペクチンとカリウムを豊富に含み、ペクチンは腸内環境を整えて便秘解消、カリウムは血圧低下に働きます。キウイフルーツはビタミンCを豊富に含み美肌やストレス解消などに有効な果物で、ペクチンも豊富に含んでいます。りんごとキウイフルーツは、コレステロール低下に働き、高血圧や便秘予防に優れた食べ合わせになります。ビタミンCが無駄なく取れる便秘解消に効果の高いジュースです。

じょうよ蒸し

じょうよ蒸し(薯蕷蒸し)とはすりおろしたやまいもを材料の上に乗せて蒸し上げた料理です。タラは良質なたんぱく質やカルシウムを含む低脂肪な白身魚です。胃腸が弱く体力の落ちている時に向く食材で、同様に消化吸収に優れているやまいもと一緒に取ると、滋養強壮に優れた食べ合わせになります。やまいものヌメリ成分はたんぱく質の吸収を促進し、加熱調理すると下痢に効くといわれています。

焼き車麩のとろろがけ

車麩は小麦粉のグルテンから作られ、良質なたんぱく質と脂質を持つ栄養価の高い食材です。長いもは消化酵素のジアスターゼやアミラーゼを豊富に含み、車麩と一緒に取ると滋養強壮に優れた食べ合わせになり、特に病後や体力の落ちた時におススメです。長いもの消化酵素は細胞をできるだけ細かくすると働きがより一層高まります。