青じそとイワシの豆鼓(トウチ)和え

しその香りが青魚の臭みを取り、細菌類の繁殖を抑えるため、食中毒の予防に効果的です。イワシは酢に漬けることで、不飽和脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を有効に取り入れることができ、花粉症緩和に働きます。生活習慣病の予防にも優れています。

くるみ入りしそ味噌揚げ

しそ、味噌、くるみは抗酸化力の高い食べ合わせです。油で揚げることで、しそのβ‐カロテンの吸収力が高まり粘膜が強化されます。味噌とくるみのビタミンEが不飽和脂肪酸の酸化を防いで動脈硬化の予防に働き、抗がん作用も期待できる一品です。

たくあんのしそ巻き

しそに発酵食品のたくあんを包み、甘酢で漬けた保存食は、酵素が生きた抗アレルギーに優れた食べ合わせです。酢に漬けることで、しそのビタミンやミネラルの栄養成分が体内に吸収されやすくなり、腸の働きが整えられ疲労回復にも有効です。冷蔵庫で1か月は保存可能です。

しそ酒

一年中入手できるしそですが、旬は5~6月。その時期にしそ酒を作り、一年中しその持つ薬効を取り入れ、花粉症の予防や軽減に努めましょう。コレステロール低下にも有効です。オンザロックにするか、小さいリキュールグラスに入れてどうぞ。

青じそのしょうゆ漬け

抗菌作用の高いしょう油とにんにくは、解熱作用をさらに高める食べ合わせです。唐辛子が血行をよくして体を温めるので、しそ・しょう油・にんにく・唐辛子は花粉症予防や食欲増進に有効です。作って2~3日経つとさらに美味しく、冷蔵庫に入れると1か月は保存可能です。

青じその塩漬け

しそにパラパラと塩を振りかけるだけで作ることができる、保存可能な簡単塩漬けです(保存の目安は5~6日)。しそは傷みやすいので、余ったらすぐに塩漬けにすることをおススメします。細かく切ってサラダに和えたり、ごはんに混ぜたりと利用範囲の広い塩漬けです。アレルギー症状を緩和し、胃腸の働きを強化します。

青じそ味噌

青じそと味噌を一緒に取ると、しそのα‐リノレン酸と味噌のイソフラボンの働きで抗酸化力が高まり、免疫力が強化される食べ合わせになります。ごまのビタミンEと不飽和脂肪酸が細胞の酸化予防に働きます。冷蔵庫に入れておくと10日間は保存が可能です。

青じそペースト

青じそ・松の実・にんにく・えごま油で作るペーストは、高い抗酸化力が細胞の酸化を予防し、加熱に弱いα‐リノレン酸を無駄なく取り入れることができる一品です。清潔な容器に入れて保存すると、3週間は保存可能。パスタにからめたり、ドレッシングに加えてしそドレッシングにしたりと、応用範囲は多岐に亘ります。

こんにゃくの卯の花

こんにゃくとおからには、皮膚の角質層に存在してバリア機能と水分保持に働くセラミドが豊富に含まれています。食物繊維も豊富に含まれているため、乾燥肌の予防と同時に腸内環境が整えられ、血中コレステロール値低下に働きます。糖尿病予防にも有効な一品です。

こんにゃくステーキ

こんにゃくとオリーブ油を一緒に取ると、こんにゃくのセラミドとオリーブ油の良質な不飽和脂肪酸が肌を潤し、乾燥肌の予防に優れた食べ合わせになります。ワカメのカロテンがその作用をさらに高め、にんにくの抗酸化力が細胞の酸化予防に働きます。