健康カクテル・簡単肴

お家で健康カクテル

ワインもビールもそのまま飲む場合が多いのですが、欧米では「ワイン＋α」「ビール＋α」といった手軽なカクテルが親しまれています。
「百薬の長」といわれるように適量のアルコールは、健康を維持する薬。身近な食材を使って、栄養価の高い健康カクテルを作ってみましょう。
ブレンドする食材は、果物・ドライフルーツ・ソフトドリンクなどがポピュラーでおススメです。

ビールとワインで楽しむビア・スプリッツァー

よく冷やしたビールとワインを半々の量で混ぜて作るシンプルなカクテルです。ビール＋赤ワインはコクのあるカクテルに、ビール＋白ワインはさわやかな口あたりのカクテルになります。価格が手ごろなワインでも、おいしく飲めるのが人気です。

赤ワインとオレンジのホットカクテル

体の芯から温まるホットワインは、中世ヨーロッパで流行した飲み方で、風邪気味の時におススメのカクテルです。熱湯を加えず赤ワインを直接温めて飲む場合は、ワインの量を増やしましょう。

材料（１人分）

赤ワイン	６０ml
オレンジ	１／２個
はちみつ	大さじ１／２
熱湯	１００CC

作り方（所要時間：５分）
① オレンジは絞る。
② グラスに赤ワイン、オレンジの絞り汁、はちみつを入れる。
③ ②に熱湯を注ぎ、静かに混ぜる。

赤ワインとグレープフルーツのサイダーカクテル

ビタミンＣが豊富なグレープフルーツをプラスして、抗酸化力を高めます。がん予防の効果が期待できます。

材料（１人分）

赤ワイン	６０ml
グレープフルーツ	１／２個
サイダー	５０CC
氷	適量

作り方（所要時間：５分）
① グレープフルーツは絞る。
② グラスに氷を入れ、赤ワイン、グレープフルーツの絞り汁、サイダーを入れ、静かに混ぜる。

赤ワインと完熟マンゴーの紅茶カクテル

ヒマラヤンシェルパーと呼ばれ、ヒマラヤ登山を助けるシェルパが愛飲している抗酸化力の高いホットワイン。マンゴーのカロテンとビタミンＣがプラスされたタンニンがタップリのワインです。

材料（１人分）

赤ワイン	１００ml
マンゴー	（ジュースの場合は３０ｍｌ）１／２個
紅茶	５０CC

作り方（所要時間：１０分）
① マンゴーは皮と種を取り、粗く刻む。
② ミキサーに赤ワイン、マンゴーを入れ攪拌する。
③ グラスに②を注ぎ、熱い紅茶を加え、静かに混ぜる。

白ワインとパイナップルのサイダーカクテル

パイナップルのビタミンＢ群や酸味が、胃腸の働きを高めるカクテルです。口あたりがさわやかで、糖質や脂肪の代謝を高めます。

材料（１人分）

白ワイン	１００ｍｌ
パイナップル（スライス缶）	１枚
サイダー	５０CC

作り方（所要時間：５分）
① パイナップルは刻む。
② ミキサーに白ワイン、パイナップルを入れ攪拌する。
③ グラスに②を注ぎ、サイダーを加え、静かに混ぜる。

白ワインとドライブルーベリーの炭酸カクテル

ブルーベリーのアントシアニンがプラスされた目にやさしいカクテルです。視力の低下を防ぎ、疲れ目に効果を発揮します。

材料（１人分）

白ワイン	１００ｍｌ
ドライブルーベリー	５ｇ
炭酸	５０CC

作り方（所要時間：５分）
① ブルーベリーは包丁で刻む。
② ミキサーに白ワインとブルーベリーを入れ、攪拌する。
③ グラスに①を注ぎ、炭酸を加え、静かに混ぜる。

白ワインとドライクランベリーのサイダーカクテル

ファイトケミカルが多く、積極的に取るべき食品として名の挙がっているクランベリー。抗酸化力がさらに高まるカクテルです。

材料（１人分）

白ワイン	１００ｍｌ
ドライクランベリー	５ｇ
サイダー	５０CC

作り方（所要時間：５分）
① クランベリーは包丁で刻む。
② ミキサーに白ワインとクランベリーを入れ、攪拌する。
③ グラスに①を注ぎ、サイダーを加え、静かに混ぜる。

ビールとトマト・野菜ジュースのカクテル

ビールとトマトジュースを半々で作るカクテルは、「レッド・アイ」と呼ばれ、迎え酒としても知られるポピュラーな飲み方です。トマトのリコピンが抗がん作用に働く、抗酸化力の高いカクテルです。

材料（１人分）

ビール	１００CC
トマトジュース	５０CC
野菜ジュース	５０CC
レモンスライス	１

作り方（所要時間：３分）
① グラスにトマトジュースと野菜ジュースを入れ、ビールを注ぎ、軽く混ぜる。
② レモンスライスを飾る。

黒ビールと卵黄のカクテル

卵黄を加えた栄養価の高いカクテルです。日本の卵酒と同様に、風邪の時におススメです。ビールは冷やすか、クラッシュドアイスを加えると口あたりがよくなります。

材料（１人分）

黒ビール	２００ml
卵黄	１個分
砂糖	小さじ１／２

作り方（所要時間：５分）
① グラスに卵黄と砂糖を入れ、少量のビールを入れ、よく混ぜ溶かす。
② ①に黒ビールを注ぐ。

ビールとジンジャーエールのカクテル

「シャンディ・ガブ」と呼ばれる、イギリスのパブで古くから愛飲されているビアカクテル。ジンジャーエールのしょうがの香りがさわやかで、食欲増進効果があります。

材料（１人分）

ビール	２００ml
ジンジャーエール	１００ml

作り方（所要時間：２分）
① グラスにジンジャーエールを入れ、ビールを注ぎ、静かに混ぜる。

ビールとカンパリのカクテル

カンパリはハーブなどで作られたリキュール。ビールの炭酸と一緒に、食欲を増進させるカクテルです。

材料（１人分）

ビール	２００ml
カンパリ	１００ml

作り方（所要時間：２分）
① 冷やしたグラスにカンパリを入れ、ビールを注ぎ、静かに混ぜる。

肝臓の働きを高める簡単肴

酒は百薬の長ですが、飲み過ぎは禁物です。二日酔いや悪酔いを防ぐためにも、お酒を飲む時は肝臓の働きを高める食べ物を取りましょう。肉や魚などの良質なたんぱく質、ナッツ類や植物油に豊富に含まれるビタミンＥ、にらやねぎなどに含まれる硫化アリルなどがおススメです。
簡単にできる酒の肴を用意して、お酒をおいしく健康に飲みましょう。

鶏ササミのカリカリせんべい

材料（２人分）

鶏ササミ	２本
塩、こしょう	各適量
ハーブパン粉（パセリ、バジルなど好みのハーブ）	適量
揚げ油	適量
レモン・パセリ	各適量

作り方（所要時間：１０分）
① 鶏ササミはスジを取り、塩・こしょうをする。
② バットなどにハーブパン粉を入れ、鶏ササミの全体にパン粉をまぶし、上から手の平で鶏ササミを押しのばし、薄く広げる。元の大きさの３～４倍にのばしパン粉をしっかりつける。
③ 熱した油でカラッと揚げ、食べやすい大きさに切る。
④ 器に盛り、レモンとパセリを添える。

ハムとチーズの春巻き揚げ

材料 （２人分）

ハム	４枚
プロセスチーズ	４切れ（４０ｇ）
春巻きの皮（小）	４枚
揚げ油	適量
パセリ	適量

作り方（所要時間：１０分）
① チーズは半分に切る。
② 春巻の皮を広げ、手前中央にハム、チーズの順に載せ、手前から巻き、巻き終わりに水溶き小麦粉をつけ貼り付ける。同じものを４本作る。
③ 熱した油で、カラッと揚げる。
④ 半分に切り、器に盛り、パセリを添える。

カキのジョン

材料（２人分）

カキ	６個
小麦粉、卵液	各適量
ごま油	大さじ１
酢じょうゆ	適量

作り方（所要時間：１０分）
① カキは水分をよく取り、小麦粉をまぶす。
② フライパンにごま油を熱し、卵液にくぐらせたカキを弱火で焼く。フライ返しでカキを軽く押さ、中の水分を出してカリッとするように焼く。
③ 両面を焼いたら、もう一度卵液にくぐらせ、同様に焼く。
④ 器に盛り、酢じょうゆを添える。

焼き豚と白髪ねぎのホットオイルがけ

材料（２人分）

焼き豚	５０g
ねぎ（白い部分）	１／４本
Ａ　サラダ油 　　しょうゆ	大さじ１ 大さじ１／２

作り方（所要時間：５～６分）
① 焼き豚は細切りにする。
② ねぎは４～５ｃｍ長さに切り、縦の細切りにする。
③ 焼き豚とねぎを軽く混ぜ、器に盛る。
④ 鍋にＡを入れて火にかける。煙がでるほど熱くなったら、③に回しかける。

ジャーマンポテト

材料（２人分）

じゃがいも（中）	２個
玉ねぎ（中）	１／４個
ベーコン	２枚
にんにく	１片
酢	大さじ１
塩、こしょう	各適量

作り方（所要時間：１５分）
① じゃがいもはよく洗い、皮付きのままゆでる。皮をむき２～３mm厚さの輪切りにする。
② 玉ねぎは薄切りにする。
③ ベーコンは２cm幅に切る。
④ にんにくは薄いスライスに切る。
⑤ フライパンにオリーブ油、にんにく、ベーコンを入れ炒める。
⑥ ⑤に玉ねぎを入れて炒め、玉ねぎに火が通ったらじゃがいもを加える。
⑦ じゃがいもの表面にこげ色がついたら、酢を振りかけ、塩・こしょうで味を調える。

にんじんとブルーベリーのマリネ

材料（２人分）

にんじん（中）	１本
ドライブルーベリー	１０ｇ
くるみ	１０ｇ
Ａ　オリーブ油 　　ワインビネガー（白） 　　塩、こしょう	大さじ１ 大さじ１／２ 各少々

作り方（所要時間：１０分）
① にんじんはよく洗い、細切りにし、塩（分量外）を振りしんなりさせる。
② ドライブルーベリーは熱湯にさっと通す。
③ くるみは粗く刻む。
④ ボウルにＡを入れ、よく混ぜマリネ液を作る。
⑤ ④に水気を絞ったにんじん、ドライブルーベリー、くるみを入れ和える。

サーモンと玉ねぎのパセリマリネ

材料（２人分）

サーモン（刺身用）	６０ｇ
玉ねぎ（中）	１／４個
レモンの輪切り	７～８枚
しょうゆ、わさび	各適量
Ａ　オリーブ油 　　ワインビネガー 　　レモン汁 　　パセリのみじん切り 　　塩、こしょう	大さじ２ 大さじ１ 大さじ１ 大さじ１ 各少々

作り方（所要時間：１０分）
① サーモンは食べやすい大きさに切る。
② 玉ねぎは皮をむき、薄切りにして水に放す。２～３分したら水気を絞る。
③ ボウルにＡを入れ、よく混ぜ合わせてマリネ液を作る。
④ ③にサーモン、玉ねぎを入れ混ぜ合わせる。
⑤ 器に盛り、しょうゆとわさびを添える。

にらと桜エビの落花生和え

材料

にら	１／２束
干し桜エビ	３ｇ
Ａ　落花生の粉末 　　しょうゆ 　　砂糖	大さじ２ 小さじ２ 小さじ

作り方（所要時間：１０分）
① にらは熱湯でさっとゆで、冷水に放して水気をきり、２～３ｃｍ長さに切る。
② すり鉢にＡを入れ、すりこ木でよく擂り混ぜる。
③ ②ににらと桜エビを入れ、よく和える。

ちくわとチーズの青海苔炒め

材料（２人分）

ちくわ	４本
プロセスチーズ	３０ｇ
しょうゆ、青海苔	各適量
ごま油	適量

作り方（所要時間：５分）
① チーズはちくわの穴の大きさに合わせて棒状に切る。
② ちくわの穴にチーズを差し込み、４等分に切る。
③ フライパンにごま油を熱し、ちくわを入れて炒める。
④ ちくわに焼き色がついたら、しょうゆを回しかけて味をからめ、火を止めて青海苔をまぶす。

れんこんボールとしめじのさっと煮

材料（２人分）

れんこん	７０ｇ
むきエビ	３０ｇ
片栗粉	大さじ１／２
しめじ	２０ｇ
Ａ　だし汁 　　しょうゆ 　　みりん 　　砂糖
水溶き片栗粉	適量

作り方（所要時間：２０分）
① れんこんはよく洗い、皮付きのまますりおろし、軽く水気をきる。
② むきエビは包丁で細かくたたく。
③ ボウルにれんこん、むきエビ、片栗粉を入れてよく混ぜ、一口大の団子に丸める。
④ 蒸気の立った蒸し器に③を入れ、７～８分蒸す。
⑤ 鍋にＡを入れて煮立て、れんこんボウルとしめじを入れ煮る。
⑥ しめじに火が通ったら、水溶き片栗粉を加えてトロミをつける。