へらへら団子

胃腸が強化され、慢性的な下痢の改善も期待できる
へらへら団子
30
169
1人分

材料

(4人分)
小麦粉100g
白玉粉50g
100CC
こしあん適量

効能

胃腸強化

作り方

① ボウルに白玉粉と水を入れ、よく混ぜて白玉粉を溶かす。
② 小麦粉を入れたボウルに①を加え、やわらかくなるまで練る。
③ ②を親指大にちぎり、薄くのばして、沸騰した湯に静かに入れる。
④ 浮かび上がってきたら2~3分茹で、水気をきってこしあんにからませる。

解説

小麦粉と上新粉で作るへらへら団子は、神奈川県横須賀市佐島地区に伝わる伝統的な郷土菓子です。団子を平たく押しつぶした形が、ペラペラしていることから「へらへら団子」と呼ばれるようになったといわれています。江戸時代から受け継がれている佐島の船祭りの時には、豊漁や無病息災を祈願して真鯛と一緒に奉納されています。各家庭によって形や味つけに微妙な違いがありますが、「家庭の味」「船祭りの味」として広く浸透している郷土菓子です。

コメント

白玉粉はもち米の加工品で、別名「寒ざらし粉」とも呼ばれています。粒度が細かく、独特の風味を持ち、消化性に優れた穀類です。主成分はでんぷんで、胃腸をはじめとする消化器系全般を丈夫にし、血行をよくする働きに優れています。小麦粉の主成分もでんぷんで、白玉粉と一緒に取ると、胃腸が強化されて慢性的な下痢の改善が期待できる食べ合せになります。小豆に含まれるカリウムが利尿作用に働きます。
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