カツオの角煮
脂質の酸化が予防され、生活習慣病の予防も期待できる
効能
健脳、抗酸化力、生活習慣病
作り方
① カツオは2cm角に切り、熱湯にさっと通して湯通しする。
② しょうがは皮をこそげ、細切りにする。
③ 鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったらカツオを入れる。
④ 再度煮立ったら弱火にし、ふたなしで、煮汁がなくなるまでコトコト煮る。
⑤ 器に盛り、ごまを振る。
② しょうがは皮をこそげ、細切りにする。
③ 鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったらカツオを入れる。
④ 再度煮立ったら弱火にし、ふたなしで、煮汁がなくなるまでコトコト煮る。
⑤ 器に盛り、ごまを振る。
解説
高知県旧佐賀町(現黒潮町:2006年大方町と合併)はカツオの水揚げ量が県下一の地域です。佐賀町では通年カツオが捕獲され、大量に取れた時はどこの家庭でも角煮を作ります。角切りしたカツオにしょうがを加え、しょう油・みりん・酒などで絡めるように煮詰めて作られる角煮は、保存性が高く、おかずや酒の肴として、日常的の食卓に欠かせない常備菜となっています。
コメント
カツオは筋肉や臓器のもととなる良質なたんぱく質を豊富に含んでいる赤身の魚です。疲労回復に働くビタミンB1、骨を強化し精神安定に働くビタミンD、貧血を予防する鉄分、血液をサラサラにする不飽和脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)、健脳作用のあるDHA(ドコサヘキサエン酸)、コレステロール値を下げるタウリンなどが豊富に含まれています。強い殺菌力を持つしょうがと一緒に取ると、カツオの良質な脂質の酸化が予防され、内臓全般が強化されて下痢の症状緩和に働く食べ合せになります。生活習慣病予防も期待できる一品です。