タイかぶら
冷え性や貧血改善にも有効
30
135
3.1
1人分
135
3.1
1人分
材料
(4人分)
タイのアラ | 2尾分 | |
聖護院かぶ | 1/2個(800~900g) | |
昆布 | 10cm | |
A | みりん | 大さじ3 |
薄口しょう油 | 大さじ2 | |
B | 酒 | 大さじ2 |
薄口しょう油 | 小さじ2 |
効能
胃腸強化、体力強化、冷え性、貧血
作り方
① タイのアラを熱湯に通し、水の中で汚れとウロコを指先で取る。
② 鍋にタイと水4カップとAを入れ、煮る。
③ 聖護院かぶは皮を厚めにむき、3~4cm角に切り、角を面取りする。
④ 鍋に昆布、③のかぶ、かぶる位の水を入れ、3分間かために茹でる。
⑤ ②の鍋に下茹でしたかぶを入れ、タイの煮汁で煮る。
⑥ 土鍋にタイとかぶを入れ、汁を注いでBで味を調え、炊きながらいただく。
② 鍋にタイと水4カップとAを入れ、煮る。
③ 聖護院かぶは皮を厚めにむき、3~4cm角に切り、角を面取りする。
④ 鍋に昆布、③のかぶ、かぶる位の水を入れ、3分間かために茹でる。
⑤ ②の鍋に下茹でしたかぶを入れ、タイの煮汁で煮る。
⑥ 土鍋にタイとかぶを入れ、汁を注いでBで味を調え、炊きながらいただく。
解説
タイのアラと聖護院かぶを一緒に煮て作る「タイかぶら」は、京都の郷土料理です。京都の魚屋では、タイの頭や骨が一山いくらで売られています。このタイのアラと聖護院かぶを使って作られるタイかぶらは、物を粗末にしない京都の土地柄を代表する料理です。聖護院かぶは京都市左京区聖護院付近が原産の球形で白色系、肉質が緻密で甘みがある、冬が旬のかぶです。タイと下煮したかぶを一緒に煮て、炊きながらいただきます。
コメント
タイは高たんぱくで低脂肪、消化吸収に優れた白身魚です。脂肪が少ないので酸化しにくく、うま味成分のイノシン酸を含んでいるため味が落ちない白身魚です。アミノ酸の一種であるタウリンやマグネシウム・銅・亜鉛などのミネラル類をバランスよく含んでいます。アラ部分にはビタミンB2やゼラチン質が豊富に含まれ、聖護院かぶと一緒に取ると、胃腸強化・疲労回復・体力強化・冷え性や貧血改善に有効な食べ合せになります。