五平餅
コレステロール値低下、抗がん作用にも働く
40
367
1.1
1串分
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1.1
1串分
材料
(6串分)
うるち米 | 2カップ | |
くるみ | 90g | |
白ごま | 大さじ1/2 | |
A | 味噌 | 大さじ1/2 |
砂糖 | 65g | |
みりん | 大さじ2 | |
酒 | 大さじ1 | |
しょう油 | 大さじ2 |
効能
コレステロール低下、抗がん、便秘
作り方
① うるち米をややかために炊き、熱いうちにすりこ木でつぶす(七割がたの餅状)。
② 手水をつけてごはんをおにぎり状に丸め、竹串の上下に貼り付けてしっかり押さえ、平ら(厚さは1cmくらい)な小判形に整える。
③ くるみは粗く刻む。
④ すり鉢にくるみと白ごまを入れてよくすり、Aを加えてよく混ぜ、ぽってりした状態にする。
⑤ ②を両面がキツネ色になるまで弱火でしっかり下焼きする。
⑥ ⑤の片面に4を塗りつけ、味噌が香ばしく焼けるまで焼き、裏面も同様に焼く。
② 手水をつけてごはんをおにぎり状に丸め、竹串の上下に貼り付けてしっかり押さえ、平ら(厚さは1cmくらい)な小判形に整える。
③ くるみは粗く刻む。
④ すり鉢にくるみと白ごまを入れてよくすり、Aを加えてよく混ぜ、ぽってりした状態にする。
⑤ ②を両面がキツネ色になるまで弱火でしっかり下焼きする。
⑥ ⑤の片面に4を塗りつけ、味噌が香ばしく焼けるまで焼き、裏面も同様に焼く。
解説
五平餅は長野県南部の木曾や下伊那地方に伝わる名物の郷土料理で、今では妻篭宿などで一年中売られていますが、新米やくるみの採れる頃がもっとも美味しいといわれています。五平というきこりが弁当に持参した味噌をつけた平らな握り飯を、焼いて食べていたことから五平餅と呼ばれるようになったと伝えられています。太くて長い竹の串に刺すものと、薄い板や割り箸に貼り付ける五平餅があり、たれも味噌、しょう油、両方を混ぜるなどの秘伝があります。
コメント
くるみは糖質と脂質を豊富に含み、貯蔵性もあるため縄文時代から食されていた木の実です。脂質は不飽和脂肪酸のリノール酸で、血管壁にこびり付いた悪玉コレステロールを取り除いて動脈硬化などの予防に働きます。ごまや味噌と一緒に取るとコレステロール値低下や抗がん作用に優れた食べ合わせになります。体力がつき、食物繊維も豊富に含まれているため、腸の働きが整えられ便秘予防も期待できます。