奈良の茶粥
血圧上昇を抑え、免疫を活性する
40
139
0.5
1人分
139
0.5
1人分
材料
(4人分)
米 | 1/2カップ | |
大豆(あるいは干しそら豆) | 1/2カップ | |
ほうじ茶 | 20g | |
塩 | 少々 |
効能
高血圧、免疫力、生活習慣病
作り方
①米はよく洗い、水気をきる。
②鍋に水10カップと、さらし布に入れたほうじ茶を入れ、色と香りが出るまで煮出す。ほうじ茶を取り出す。
③大豆をフライパンに入れ、ゆっくり皮がはじけそうになるまで煎り、火からおろして皮をむく。
④②に③を入れ、やわらかくなるまで煮る。
⑤そら豆がやわらかくなったら米を加え、噴きこぼれないように気をつけながら汁気の多い粥にする。
⑥塩で味を調え、器に盛る。
②鍋に水10カップと、さらし布に入れたほうじ茶を入れ、色と香りが出るまで煮出す。ほうじ茶を取り出す。
③大豆をフライパンに入れ、ゆっくり皮がはじけそうになるまで煎り、火からおろして皮をむく。
④②に③を入れ、やわらかくなるまで煮る。
⑤そら豆がやわらかくなったら米を加え、噴きこぼれないように気をつけながら汁気の多い粥にする。
⑥塩で味を調え、器に盛る。
解説
茶粥は各地にありますが、「大和の朝は茶粥ではじまる」といわれるように、特に奈良の茶粥は有名です。香りよく煎った大豆やそら豆を加えて作る茶粥は、米の量を増やすための暮らしの知恵から生まれた郷土料理。サラッと粘りのないのが奈良の茶粥の特徴です。
コメント
お茶はアミノ酸豊富なたんぱく質やビタミンCを含み、「養生の仙薬」などと呼ばれています。渋みのもとであるタンニンの一種カテキンには、血中コレステロールを下げ血圧上昇を抑え、免疫を活性する作用に働きます。ほうじ茶は茶葉を焙じたもので独特の香ばしさを持っており、米や大豆と一緒に取ると、潰瘍や生活習慣病予防に優れた食べ合せになります。
●「乾燥そら豆」
乾燥そら豆は完熟したそら豆を天日干ししたもので、5~6月に出回るそら豆は、未熟なうちに収穫した青果用のそら豆です。そら豆はマメ科の1・2年草で、原産地は西南アジア・北アフリカで、日本には8世紀頃に渡来したといわれています。主成分はたんぱく質とでんぷんで、ビタミンB群やビタミンC、カルシウムやリンなどのミネラルをバランスよく含んでいます。胃腸を丈夫にすると同時に、尿の出をよくしてむくみを取り除く作用があるため、むくみがひどい時には3年以上乾燥させたそら豆を煎じて飲むとよいといわれています。一晩水に漬けてから調理に使います。
●「乾燥そら豆」
乾燥そら豆は完熟したそら豆を天日干ししたもので、5~6月に出回るそら豆は、未熟なうちに収穫した青果用のそら豆です。そら豆はマメ科の1・2年草で、原産地は西南アジア・北アフリカで、日本には8世紀頃に渡来したといわれています。主成分はたんぱく質とでんぷんで、ビタミンB群やビタミンC、カルシウムやリンなどのミネラルをバランスよく含んでいます。胃腸を丈夫にすると同時に、尿の出をよくしてむくみを取り除く作用があるため、むくみがひどい時には3年以上乾燥させたそら豆を煎じて飲むとよいといわれています。一晩水に漬けてから調理に使います。